スルガシステムが子会社を持っちゃった! てところから始まるお話です。
突然部長代理に抜擢された主人公桜坂は、この子会社とどう付き合っていくのか…っ! みたいな。
部長代理と言っても、権限は無いが責務だけある、名ばかり管理職なのですが。万年ヒラの僕からすりゃ、名ばかりでも部長代理て肩書きが与えられる桜坂クン、羨ましいです。
ただ、話の流れはちょっと気に入らなくて。
(以下ちょっとネタバレ)
「無能な働き者は死ぬべきである。」とか、ゼークトさんが言ったとか言わないとかで有名な言葉があります。言葉の全容は Wiki 見ていただくとして。
経験則的に、僕もコレは大いに共感するところです。
作中の彼ら、デジタル・ヴィレッジの社員はこれに該当するものでした。目の前の仕事を、顧客からの要望、契約だからと言って単純にこなし続ける。それがたとえ深夜残業でも、タクシー代を使っても、利益を食いつぶしても。
末端の社員だから知らない、知らされてない、てことはあるにせよ、会社の収益構造に全く無頓着てのはどうなんでしょう。それでいて顧客志向を謳うのはあきれるばかりの無能だと思うのです。
結果的に悪者が居てくれたお陰でめでたしめでたしでしたが、この会社が自分たちの稼ぎ方を知らないで居るような烏合の衆で構成されているのだとすれば、再教育するなり切り捨てるなり、早めにどうにかした方がいいと思うのですが。桜坂部長代理、どうですかね。
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購入金額
557円
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購入日
2014年02月02日
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購入場所
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