まず、この製品には「79号パラフィン帆布」がメインで使われています。
「79号パラフィン帆布」というのは、
11号帆布より細い糸番手の79号帆布にパラフィン加工が施されているモノ、
という意味です。パラフィン加工というのは、生地の表面が「ロウソク」の
「ロウ」でコーティングされていることを意味します。
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帆布の番手ですが、これは厚みを表すようです。
帆布は厚みによって「号」という段階に分けられます。
0号から11号まであって、0号が一番厚くて重く11号が一番薄くて軽いといいます。
0号と11号を1平方メートル分で比較すると約3倍の重さになります。
出典: ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日手帳 2012 10月のよこく
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次に、そのカタチについて。
前面にファスナーポケットが2つ設けられています。
これらのポケットは同じ大きさです。
片側にガラケーとPHSが1台ずつ余裕をもって入れることができます。
もう片方には、定期入れ+鍵束を入れる、という使い方をしています。
本体は、天ファスナーとなっていて、
内側には、携帯などの小物収納に便利なオープンポケットが2つと
ファスナーポケットが1つ付いています。
通学・通勤はもちろん、日帰り旅行にもこのショルダー1つで対応できます。
【良いところ】
◆ 軽い。
◆ 丈夫。
【もうひとつなところ】
◆ もう少し大きければ使い勝手が格段に上がりますね。微妙に小さいです。
マチ幅はこんなものでしょうが、縦・横ともにあと5cm大きければ文句なしです。
◆ 素材自体はタフですが、縫製がいまひとつのクオリティに感じます。
小物用インナーファスナーポケットの底マチの縫製が、
使用1年後にほつれてきました。
●材質 :帆布
●色 :グレー
●サイズ:縦25cmX横37cmマチ13cm
『帆布工房』は 優美社産業株式会社 が展開しているブランドのひとつです。
ちなみに、購入店の運営サイトで当該商品が掲載されているのはコチラ↓
帆布工房 #3X12-2 ショルダーバック グレー CHORD:3X12-2
将来のリンク切れに備えて、商品紹介コピーの一部をコピペしておきます。
「79号パラフィンをメインに4号帆布と牛革を付属に使用し、大人のカジュアルを
表現しています。「帆布工房コード」シリーズは表情の異なる生地が絶妙に重なり、
心地よいコードを奏でています。シンプルで使いやすいのが、魅力です。」
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購入金額
5,800円
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購入日
2011年12月02日
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購入場所
Ag47有限会社
jakeさん
2014/02/14
自分もいくつか使ってました。
ラフな服装だと似合うんですが、フォーマルな場面だと使いにくいのが惜しいところです。
ジェイソン太郎さん
2014/02/14
そうですね。ビジネス用の鞄にはわざわざ帆布は選ばれませんからね。
スーツを着ている時に帆布製のバッグを持ってもどうやっても似合いません。
「似合わない」を通り越して違和感がハンパない場合もありますね。
所詮は「ズタ袋」の素材、という暗黙の了解があるからかなぁ。
逆に、ズタ袋が最も似合うシチュエーションを考えてみると納得できます。