予想もしていなかった価格帯のIn-Ear Monitorを手に入れてしまいました!
耳型を取得してから依頼する事3週間、ようやく手元に
福袋の中身が届きました(笑)
ずっしりと重い箱ですよ。
ワクワクですね。
マグネット式で止まっている上蓋を開けますと・・・
説明書とブラックメタルキャリングケースが出てきました。
説明書を開くと……
聞く準備は出来ましたか?
あなたのカスタムモニターが此処に……
否が応でも期待が高まってキタ~!!
説明書を更にめくっていくと、今販売されている
すべてのIEMの説明が載ってました。
もちろんこのIEMも記載されていますよ~!
それも1ページ丸々使って!!
いつでもどこでもリファレンスな音を聞くことができる
キャピタルスタジオとのコラボとして認められる
モデルですって書いてありますね。
このブラックメタルキャリングケース、見た目通り
かなり重くて大きいです。
流石にこれを持ち運びには使えませんので、
長期保管したり、長距離移動して安全に
持っていきたい時用ですね。
お~専用ケースって感じですね。
ちなみにこのケース、UEの方ではお客さんに
満足していただくためにいろいろと試行錯誤して
改良を重ねているようです。
海外ではケース捨ててしまう人もいるようですが、
この頑丈なケースを捨てるなんて勿体ない!!
きっちり保管しておきます。
中身はIEMとクリーニング用のブラシ、
そして予想外に6.3mm標準プラグ-3.5mmミニプラグ変換ジャックと
アッテネータ(減衰器)が入っていました。
実はかなり嬉しかったのがこの変換ジャックとアッテネータ。
ポータブル用のAK100MK2だけではなく、PCと接続した据え置き型の
BabyFaceのヘッドフォン端子につないで使いたかったんですよね~。
おそらくですが、スタジオ機器で使う場合では、
このイヤホンそのままつなげると音量が大きすぎるんでしょうね。
インピーダンス抵抗を追加して音量調整しやすくできますし、
これ以外のヘッドフォンとかイヤホンにも使えますので、
当方としては万々歳。
UEのカスタムIEMの中でも、このモデルにしたついてない
オプションのようなので、マジ感謝!!
イヤホン自体の整形としては、結構きれいにできているものだと
感心しました。
イヤホンの中の配線とか、ドライバとか直接見ることが
少ない部分が見えてるのも面白いなって感じます。
ケーブルの端子部分はUE独自規格の物となってますので、
他社が出すリケーブルって方向性は、今のところないのですが、
今後、某国内のO社が出すって噂があるので楽しみにしておきましょう。
今は、デフォルトのケーブルでも十分いい音なってるので
変える理由もないですけどね。
-- 視聴してみて…… --
再生機材
-- PC再生環境 --
RME Babyface
-- ポータブル環境 --
Astell&Kern AK100MK2
比較対象
-- SHURE SE535 --
-- 再生曲 --
Carly Rae Jepsen : Good Time
AIFF サンプルレート 44.1kHz サンプルサイズ 16bit
(つまりCDの生データと同じ)
まず感じるのが、1音1音の輪郭のメリハリですね。
SE535でも、一般のモデルよりも輪郭がきっちりした印象ですが、
より明確な輪郭となったカリカリの輪郭の音が聞こえてきます。
低音もSE535では、あたたか目の音が出ていましたが、
UERMではキリッとした、しまった音が聞こえて
より高い遮音性のおかげで、きちんとした曲の土台を支えています。
中高の音ももちろん綺麗に味付けなく再生されており、
全体的にリファレンスなフラットなイメージですね。
この曲の場合、元々1つの音がカリッと分かれたものが
組み合わせられた曲ですので、音の透明感と分離が
曲のイメージをぐっと変えてしまうのですが、
UERMではさらにノリノリで体でリズムを刻みたくなる音を
聞かせてくれます。
フラットであることはマイナスではなく、あくまでその音楽を
そのまま聞かせて楽しませてくれます。
より音の広がりの輪郭が感じられて、かなり音楽にのめり込んで
聞くことができます。
当方の好みの環境再現です。
流石リファレンスモニターとして販売されているモデルです。
ま、一部の音楽はつまらなく聞こえてしまう事もあるんですが、
それはそれ、元の音源が悪いって事で!!
人によって、低音がドカッと出る感じが好きだったり、
逆に低音が少なめで高音がノビノビ出る方が良かったりという
好みはあるんで、一概には言えないですが、
音楽つくった人の目的通りの音を再生環境に届けてくれる
イヤホンってなかなか無いんで、価値あるモデルだと思います。
一度聴ければ納得してもらえると思いますが
残念ながら、購入しないと体験できないってのが難点ですね。
ちなみに、BabyFaceとAK100MK2でもDAコンバータの違いからか
当然聞こえる感じが微妙に変わってまして、音の輪郭と分離は
やはりBabyFaceの方が一枚上手です。
微々たる差ではあるので、ポータブル環境で無理に上を求めなくても
って感じてはいますが、もっと良い再生機器があるなら欲しくなってしまいますね。
性能をフルに発揮させてあげたいって事で!!
-- まとめ --
満足度は満点です。
良好な遮音性がよりよく音楽を聞かせてくれて
細かい音もちゃんと聞かせてくれるので、曲の再現性が高く
どんなところでもイイ音聞かせてくれますね!!
このUERMでしか選べない、キャピタルスタジオ公認の
ロゴプレートを入れたデザインが選べるのもポイントですね。
他のモデルでは作れないデザインって、やはりプレミアムな
感じでいいですよね~。
難点はケーブル長が短い物でも121cm物しかなく、
胸ポケットに入れたAK100MK2との接続では
ケーブルがかなり余ってしまい扱いにちょっぴり困るところですかね。
カスタムIEMはこのUERMが1つ目ですが、こんなにイイなら
もっと早く手を出しておくべきだったと反省しています。
ポータブル環境でいい音聞きたい方は、一度UEのカスタムIEMを
候補に入れていただいてもいいと思いますよ!!!
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購入金額
0円
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購入日
2014年01月09日
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購入場所
eイヤホン
ナンチャンさん
2014/02/09
garpさん
2014/02/09
基本的に耳型とるためには、補聴器屋さんに行って
お願いすることになります。
北のラブリエさん
2014/11/04
RMEとUEという組み合わせは私もやっていました。
またやろうかな。
garpさん
2014/11/05
良い製品同士のコラボレーションで生み出される音は聞いてて楽しいですね~。