原理としては、ベンジン(炭化水素)をPt触媒で酸化させることにより生成する熱でカイロとしての機能を果たすものです。ベンジンを酸化させる(即ち燃やす)と一瞬で莫大な熱が出ます(つまり一瞬で燃え尽きる)が、触媒反応を用いて酸化させると、酸化させるのに必要なエネルギーが少なくて済みます。この手の類の商品はこの仕組みを利用しています。
燃料であるベンジンは別途購入する必要があります。
火口の形状からみて、かの有名なハク○ンカイロのOEMか何かか?と思いましたが、どうやら違うようです。
販売元に問い合わせたところ、火口は専用品で、ハク○ンカイロの火口が使えません。
おまけに製造も台湾で作られているとのことです。
さらに詳しく聞いてみると、その工場はZipp○ハンディーウォーマーを作ってる工場らしいので、もしかするとZipp○ハンディーウォーマーの火口が使えるかもしれません。
替えの火口は700円と、決して高くないんですが、これに送料(800円)と代引き手数料がかかります。このことを勘案すると、結局「火口がダメになったら新品の本体を買った方が安上がりになる」という計算になります。
台湾製造品らしく、やはりというかなんというか、部品の工作精度やクリアランスが甘く、火口を覆う蓋が少し外れやすいです。
やっぱり所詮はバッタ物、おとなしくハク○ンカイロを買うべきだったと後悔しました。
ただし1回触媒反応が始まるとちゃんとカイロとしての機能は果たしてくれるので、その点は救われたかな…。
使い方としては、
1.火口を取ります。
2.付属の計量カップで1杯分(初回稼働時は付属の計量カップ1杯半)のカイロ用ベンジン(ライターオイル、ホワイトガソリンでも代用可)を本体の綿部分に浸潤させます。
3.念のために逆さにして燃料が十分に行きわたったことと、燃料漏れがないかをチェックします。
4.火口を装着します。この時触媒部分には絶対に触れないでください。(劣化します)
5.ライターか燐寸で触媒部分を炙って加熱します。うまくいけば触媒反応が始まり、カイロになります。下図参照。
(触媒部分を焼くのではなく、短時間(3~7秒ほどでOK)「炙り」ます。また、この際に煤がつかないようにしてください。)
発熱量は使い捨てカイロの比じゃありません、本当に暖かいです。使い捨てカイロの暖かさは「あったかい」レベルなのですが、燃料充填式カイロの暖かさは、もはや暖かいを通り越して「熱い」です。勿論、ほめ言葉です!いろんなものを温めるのに使えます(*^-^*)b
低温やけどにご注意を!!
#写真が少ないけどこれは今筆者がカイロを使っているからです。カイロ内の燃料がなくなったらまた写真追加します<m(__)m>
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購入金額
1,980円
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購入日
2014年02月01日
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購入場所
ドラッグストア
eulerさん
2014/02/04
ZIPPOの火口が使えるならハクキンもいけるはずですよ。
タコシーさん
2014/02/04
大人になった感じでしたが.....いまではホカロンとかですね
ホカロン、毎日使っています
CLWさん
2014/02/04
暖かい日は、暑くて手放してしまいますが、出勤の際とか助かります。(^^ゞ
しばさん
2014/02/04
これは一回使ったら病みつきですね。
家族は「臭い」といって反応が薄いですが、個人的には見事にお気に入りになりました。(*^-^*)
#シーズン物でもう手に入らないかもと危惧したのでスペアを買いました。IYH。
しばさん
2014/02/18
eulerさん
2014/02/19
ZIPPOも付属の火口では反応漏れがあるのかオイル臭が若干ありましたが、ハクキン製火口に変えると反応率が上がったのか臭いがほとんどなくなりましたよ?
しばさん
2014/02/19
しばさん
2014/02/19