数年前、知人の親父さんに愛用していたニコンF3を譲った(あげたつもりでしたが、結局売却した形になった)のですが、その時にお礼として頂いたショルダーバッグです。
この方は銀塩写真が趣味というプロの鞄職人で、直にお聞きした訳ではないのですが、おそらく本バッグはその親父さんが作ったものと推測されます。
外側は全て本革で、本体は柔らかく肌触りの良い羊革のようで、サイドからショルダーバンドにかけては型押しではないモノホンのワニ皮を使用しています。
しっとりとした柔らかい手触りが心地よいバッグです。
ワニ皮部分はちょっとガサついて引っ掛かりがある感触です。
バンド部分は一枚ものの革でできてます。(内側は羊革)
バックの外側にはポケット類がないのでウラオモテはなく、ショルダーバンド部分も長さ固定の仕様となっています。長さ固定なので首から通すと少々キツ目で、厚着していると辛いものがあります。かといって肩からブラさげると「なで肩」の私にはスルっと落ちやすくて非常に悩ましいところです。
ジッパーの引き手(本来何と呼ぶのだろう?)部分を見ると「LAGASHA」と書かれていますが、まさかねぇw
確かLAGASHAってビジネスバッグの老舗でしたよね。。。
バッグの中には両側にポケットがあり、片側がジッパー付きで、反対側は開放式の分割ポケットとなっています。ちなみにこの内ポケットのジッパー引き手はYKKでしたw
ジッパーの方は内張りの中がポケットになっています。
もう片方のポケットは内張の外側に設けられています。
ここで、バッグの中をよくよく見てみると内張りの生地に「DOPE+DRAKKAR」と書かれていますよ!w まぁ、この辺は深く追求してはいけませんね。。。
何にしても「ありがたや〜」なバッグです。
それにしても、さすが本革は使い込むほどに味が出て良いですね。
そして何より縫製が丁寧でしかも丈夫です。
頂いてから数年経ちますが、解れたり損傷することもなく美観を保っています。
底部の革は若干色味が違い、革の目も不均一なので表に使えない部位なのかな?
一応日頃から気をつけているのは、雨の日は使わないようにしているのと、丁寧に扱うこと、あとは使わない時は型くずれしないように中に詰め物(最初に入っていた紙製のもの)して風通しの良い場所に保管することでしょうか。
ということで、これからも大事にしていきたいと思っています^_^
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購入金額
0円
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購入日
2009年頃
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購入場所
頂き物
パッチコさん
2014/01/12
izappyさん
2014/01/12
パッと見は地味な感じですが、ワニ革ってそれ自体かなり主張が強いので、不思議な存在感がありますね〜。