Bluetooth 4.0に対応したBlueLED採用の5ボタン式ワイヤレスマウスです。
今回はたまたま安くなっていた「レッド」モデルを購入してみました。
■外観の概要
本製品はレッドとブラックのツートンカラーとなりますが、レッド部分は美しい艶の塗装が施されていて安物感がないのが良いですね。またメタリック調なので非常に奇麗です。奇麗なぶん指紋などが付きやすく汚れが目立ちますが、これは仕方が無いでしょう。。。
通常赤と青だったら青を選ぶのですが、今回は赤で正解だったかも。
一方ブラック部分はちょっと手抜き感があります。特に裏側は樹脂の成形金型代をケチったでしょ!と思える雑な仕上がりで、精度が低いのが惜しいところです。
新品でこのウラ面ですよ...(色ムラは手垢ではありません)
機能的には、表側には通常の左右ボタンに加えてホイール(ボタン機能付き)とペアリングランブ(電池残量表示)が付いており、左側面に「戻る」「進む」ボタンが付属しています。
裏側には、電池収納部と電源スイッチ、ペアリングボタン、光学式センサーがあり、電源を入れるとBlueLEDなだけに青く光ります。この光は表側のホイール(透明樹脂)部分も照らすようになっていて、ホイール部分を演出する仕組みです。
電源スイッチとペアリングボタン(左下ピンボケ...)
ブルーのLEDが眩しい!
■ペアリング作業
Bluetooth 4.0に対応しているPCとペアリングすることで使用可能となりますが、本製品を使用するにはただBluetooth 4.0対応なだけではなく「HOGP(HID Over GATT)プロファイル」に対応している必要があります。
当初の購入目的は購入した日の日記にもあるように、Mac miniの純正マウスを新しくしようとしたことでした。しかしながら、私のMac miniは「HOGPプロファイル」に対応していないため、認識すらできずに断念せざるを得ませんでした。
ドライバーで対応可能になるのであれば、そのウチ使えるようになるかも知れませんが、ハード的に対応できない場合はお手上げです。(私のMacの場合はどっちだろう?)
ということで、Macは諦めてウルトラブックであるところの「KIRA V832」にて使用することにしました。KIRAではすでに無線マウスを使っていますが、専用のUSBアダプターを接続しないと使用できないので、Blutooth対応マウスにすれば貴重なUSBポートがひとつ空きます。
では、早速KIRAを起動してペアリングを、、、
と思ったら全く認識されませんね。。。
何度もマウス側のペアリングボタンを押してみましたが、一向に認識する気配がないのでBluetoothのドライバーのバージョンも調べてみましたが「最新」と出ています。
パッケージには「Windows 8」対応と書かれているけれど、よく考えたらKIRAは「8.1」にアップデートしていました。となると8.1には未対応ということなのでしょうか?そもそもKIRAはHOGPプロファイルに対応しているのだろうか?(どこにも書かれていないような…)
※本製品については分かりやすい事前情報が少な過ぎるような気がします。私のようにPCに疎い人は間違って購入する可能性大ですね。。。
何かすごく嫌な予感がします。
早くもガラクタになってしまうのか?
※別途Bluetooth 4.0対応のUSBアダプターを購入すれば使えますが...
そう思いつつネットで検索していると、どうやらKIRAでも使えていることが分かりました。さらに調べているとBluetoothのドライバーをアップデートしたら認識したという内容を発見したので、ダメ元でインテルのサイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストールしてみました。
BT_3.1.1311_e164.exe(この時の最新バージョン)
すると、一発でデバイスが認識されました!わーい!!
ダメ元で試した甲斐がありました。
そんな訳で無事ペアリングも完了して設定完了です。
使用感はまだ分かりませんが、ちょっと使った感じでは従来品と比べて若干タイムラグがあるというか、反応が鈍いような気がします。また、クリック時の音が「ピキョンピキョン」と変に高い音が出て違和感があります。これについては慣れれば気にならないかな??
電池の持ちもまだ分かりませんが、アルカリ乾電池で想定使用可能時間が約320日となっていますので、KIRAの使用頻度から考えると間違いなく1年は持つと思われます。
何はともあれ、しばらく使ってみないと本当の使用感は分かりません。。。
ただ、今回分かったことは、Bluetooth 4.0には気をつけろ!ですw
マウスやキーボードならあえてBluetooth 4.0に拘ることはないかなぁと…
Apple純正のマイティマウス(右)より小振りな感じです。
■製品仕様
□カウント数:1,200カウント
□接続方法:Bluetooth 無線方式
□適合規格:Bluetooth 4.0
□プロファイル:HOGPプロファイル
□外形寸法:W59×H37×D96mm
□対応OS:Windows 8、RT
□電源:乾電池(単三×1本)
□電波到達距離:約10m(非磁性体)約3m(磁性体)
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購入金額
1,536円
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購入日
2014年01月09日
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購入場所
Amazon
Schrödingers Katzeさん
2014/01/11
同じようなものが動くからといって、使えるとは限らないという。
複数のそれに対応してるデバイスだったりするといいのですが。
USBなんかは、結構「大体HIDデバイス」で何でも動いてますし、特殊なもの意外は「あれ?」ってことも無かったんですが。
どうも、枯れてるデバイスのほうが好きな傾向があって、どうしてもPS/2とUSB対応のマウスやキーボードを選んでしまいます。
インターフェイスを介すデバイスは、そのインターフェイスがサポートされないと使えないので、CDブートのDOSベースや、Linuxベース、その他のソフトウェアなんかでは見えないことがあったり、BIOSからのエミュレートがキーボードは見えるけどマウスは駄目とか、接続先ポートこれだけとか、HUBの先は見向きもしないとか。
無線も電池が切れてるなんていうお約束もありえるので、なんとなく「トラブルや、問題の原因が少ないもの」を選択する癖があるので、どれもこれも尻尾つきです。
汚れが目立つと「きれいに使う」気持ちになったりもするので、一長一短ですよね。
塗装が甘くてハゲてくるとか、傷かつきやすいっていうのが一番性質は悪いかもしれません。
izappyさん
2014/01/11
同じバージョンのBluetoothでも、利用する機器の双方が適切なプロファイルに対応していないと通信できないことを、今回初めて知りました^_^;
無線機器は奥が深いというよりは自分の不勉強が罪でした。。。
確かに汚れが目立つと「きれいに使いたくなる」ということはありますね。そうなってくると益々キズが付きにくい塗装かどうかがポイントになってきますね。