レビューメディア「ジグソー」

『直線番長』真っ直ぐなら任せとけ!

クルマの世界だと、ストレートだけが速いクルマの事をよくこんな風に呼んだりしますが、今回ご紹介するのは、金切鋏界で直線番長と呼ばれている(かどうかは不明w)「直刃」です。

「登録 一弘」の刻印
「登録 一弘」の刻印


以前、モチモノ登録した「柳刃」と同じ日に購入したものです。


柳刃(上)とのサイズ比較
柳刃(上)とのサイズ比較


柳刃は今でもよく使うのですが、直刃はあまり使わないので、長い間行方不明になっていました。先日工具箱の整理をしていたところ一番底の部分から出てきました。

久しぶりに手に取ってみると、なかなか手頃なサイズです。
柳刃が240mmなのに対して、こちらは210mmと少し小振りですが、薄物を切るには丁度良いサイズだと思います。

人差し指は中が私の持ち方です。
人差し指は中が私の持ち方です。

刃と刃の間には0.5mm程度の隙間があります。
刃と刃の間には0.5mm程度の隙間があります。


今でも切れ味は良く、勿論「紙」もスイスイ切れます。
ただ、やはり直線番長は紙においても旋回性能はイマイチでしたw




柳刃の時にも書いたと思いますが、金属板は紙のようにペラペラではないので、切った後も形を保とうとします。ストレートに切る場合は良いですが、カーブさせようとすると曲がりたい方と逆側の金属板が邪魔をしてうまく曲がれません。

柳刃だと、刃の曲がり面を利用して、曲がりたい方向とは逆側の金属板をカールさせながら逃がしてくれるので、簡単にカーブさせることができます。

そのような訳で、直線切り専用です。
ストレートだけなら柳刃よりも気を使わずにサクっと切れます。

柳刃(上)との刃の形状比較
柳刃(上)との刃の形状比較


なお、植栽用の剪定鋏に似ていますが、生木を切ったら一発で錆びて切れなくなりそうな気がしていますので、金属専用としてたまには使ってやろうと思います。

といいつつも、ティシューも切ってみました^_^;
さすがにちょっとツラいけど切れることは切れます。。。

  • 購入金額

    1,500円

  • 購入日

    1983年頃

  • 購入場所

    御徒町の工具店

15人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • hatahataさん

    2013/12/21

    職人の道具って感じで、味わいがあっていいですねぇ。
    でも、指穴のないハサミは不器用な私には使いこなせそうにないです(笑)
  • izappyさん

    2013/12/21

    hatahataさん、

    あまり意識したことはなかったのですけど、指穴は無かったら無かったで何とかなりますよ。ただ普通の紙切りハサミに指穴が無かったらと考えると微妙ですが^_^;

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