基本ピュアタブレットのSurfaceファミリーだが、その中でも特にWindows RT系をOSに持つ「Surface 2」と「Surface RT」改め「Surface」はその傾向が強いと思う。
OSがWindowsそのものであり、使い方によってはむしろデスクトップモードの使用頻度の方が多くなる「Pro」系2機種と異なり、全画面表示のストアアプリがほぼすべてである『素の』「Surface」系はWiFiパッドであり、スマートフォンの延長のような使い方がメインとなる。そうなると、タッチパネル操作が中心。
....とはいうものの。
Sufaceの一番のウリのひとつは「ビジネスで標準のMicrosoft Office 2013と「ほぼ」おなじOffice 2013 RTが添付されている」こと。Outlookでのメール送信程度であれば反応の良いソフトウエアキーボードで事足りるが、Wordでの長い報告書打ちやExcelへの数字の連続入力などをしていると、ハードウエアキーボードが欲しくなる。なによりそういう作業では広い画面が欲しく、画面上で場所をとるソフトウエアキーボードがウザイ。
Surface 2はBluetooth装備なのでBluetoothキーボードを使うこともできるが、持ち運びのことを考えると、純正キーボード兼カバー(キーボード付きカバーかも)が他のデバイスを大きく引き離してイイ感じだ。強力磁石で一体化するそのフォルムはさすが純正で、別にキーボードを持ち歩くより遙かにスマート、キーボード面はディスプレイ面の保護にもなる上に、カバーを閉じれば画面がOFF、カバーを裏返しにしてタブレットモードで持つと今度はキーボード側がOFFで誤入力を防ぐと動作もスマートだ。日本においてはメカニカルキーボードである「Type Cover」系の人気が高く、残念ながら今回Surface 2 / Surface Pro 2に合わせて発売されたバックライト付きの第2世代カバー、感圧式タッチセンサーキーの「Touch Cover 2」は単一色(チャコール)展開になってしまった。どちらかというとカジュアルな「Touch Cover」系の方がカラーバリエーションを楽しめた方が良いと思うのだけれども。
しかし、「Pro」でない『素の』「Surface」系には重くて厚い「Type Cover」系は似合わない(..と言っても差は2.5mmの28gに過ぎないが(^^ゞ)。少しでも軽く、自由に!タッチそのものは打鍵感がないので、完全ブラインドタッチは苦しい感じ。ただ初代はほぼキー数=センサー数(80個と言われている)だったため、キーへの触れ方の差による反応が神経質だったと言う話だが、「2」はなんとセンサー数10倍以上の1000個以上!(ネットの情報には1029と1092の2種があるがいずれにせよ、対前機種で10倍以上=平均に配置しているとすると1キー10センサー以上!)キーの端っこを触ってもきちんと入力される。画面上のソフトウエアキーボードの字面を確認しながら打つことを考えたら、これでもセミブラインドタッチは出来るので、はるかに高速!
そして今回の外見上のウリのバックライトは、しばらく入力がないと切れ、タッチすると再びつく賢さ。欠点としてはタッチパッドが上下に狭すぎてボタンに当たる部分との境目が判りづらいことと、キーの複数押しがやや苦手な傾向にあること(特にスクリーンショットで多用する「Windowsキー+スペースキー+Fnキー」が苦手っぽい)。
ただ上記の点は「Surface 2」をPC、あるいはPCの代用品とみるから。ピュアタブの入力補助と割り切れば、軽さと薄さが活きる。なにより、「Touch Cover 2」は防滴設計!Surface本体が防水設計ではないので、過信は禁物だがビールやコーヒー飲みながらのリラックスした入力もダイジョウブ!部屋の中での作業はPCに任せて、どんどんSurface 2を野外に連れ出そう!その時カバー兼用の「Touch Cover 2」は良いパートナー。
アクティヴな人に!
【仕様】
寸法:約 188 x 280 mm • 厚さ 2.5 mm
重量:190 g
色:チャコール
キー入力方式:感圧式(バックライトつき)
Surface、Surface 2、Surface Pro、Surface Pro 2用
Microsoft Touch Cover 2 製品紹介
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購入金額
11,980円
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購入日
2013年12月19日
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購入場所
ヨドバシカメラ
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