1985年に任天堂から発売されたファミコン用のアクションゲーム(移植作)。
『ドンキーコング』では大工、『マリオブラザーズ』では配管工ときて、本作ではビルの解体屋(レッキングクルー)に就いたマリオ。ビルに住み着いたモンスターや意地悪おじさんブラッキーなどの妨害を避けながら、建物内の壁を次々と叩き壊していきます。
ステージは上下2画面の構成。一時停止すれば、ステージ全体を確認できます。壁にはそれぞれ強度があり、壊れるまでの叩く回数が異なります。ハシゴ壁は昇ったり降りたりできますが、壊す順番を間違えるとその上にある壁が残ってしまうので要注意。
ところで、任天堂にはハンマー好きでも居たのでしょうか? 当時はハンマーを使った2つのゲーム(『ドンキーコング』と『アイスクライマー』)が人気でしたが、本作に登場するゴールデンハンマー(隠しアイテム)に至っては、ボタン連打による高速スイングで空中移動も実現(もちろん、裏技です)。また、ハンマー使用時のBGMはノリが良く、それを聞くといつもテンションが上がってしまうほどの耳に残る名曲でした。
※2013年11月28日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。
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購入金額
5,500円
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購入日
1985年06月18日
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購入場所
まーくんZさん
2013/11/29
任天堂のFCのゲームは本当にいいゲームが多いですわ。
千里一歩さん
2013/11/29
マリオなどの人気キャラクターに頼ることなく、ゲームのアイデアで直球勝負をしてたからだと思いますw
misatoさん
2013/11/29
千里一歩さん
2013/11/29
レッキングクルーに限らず、ファミコン初期はエディット機能を備えているソフトが多く、プレイ以外の楽しみかたがありましたよね。
ishiさん
2013/11/29
1UPというのに燃えて、全100面の解析本を当時所有していた
ワープロの外字機能を駆使して自作したことを覚えています。
ゴールデンハンマーがないと1UPが実現できない面もありましたね~。
千里一歩さん
2013/11/29
さすがに全100面もあると、自力でそのすべてを解き明かすことは厳しいですよね。ゲーム本編や取扱説明書だけではヒントがなさすぎて、攻略本も普通でしたw
エディット機能は『ロードランナー』や『エキサイトバイク』と同じく、人気ゲームとなった一因だったと思います。
Schrödingers Katzeさん
2013/11/29
爆弾使って、連鎖的に壊すのが楽しかったような。
千里一歩さん
2013/11/29
ファミコンが元になった「任天堂VS.システム」を使用していますね。この基盤の登場で、ファミコンからアーケードへの移植が少なくなかったようですね^^;
爆弾の連鎖は爽快感がありましたw
Schrödingers Katzeさん
2013/11/29
よそ様のアーケードゲームは、性能も高かったわけでして。
最近もPS互換とか、PS2互換とか、DC互換のN@omiとか。
それでもそういうのは、VRAM大きいとか、主記憶大きいとか、アドバンテージがあるものなんですけども。
同じコードなのか?っていうと、バルーンファイトみたいに、開発は別ってこともあるようですし。
千里一歩さん
2013/11/29
ファミコン版も並行販売されていれば、アーケードでしか楽しめない部分がないとお金は払いませんよね。実際、任天堂はアーケード事業から撤退してますしw
ゲーム機であれば下位互換性を備えて欲しいところですが、アーケードとゲーム機の互換性となると、技術的な問題もありますが、積極的に推進するメリットが見えません^^;
Schrödingers Katzeさん
2013/11/30
移植の工数が減りますし。
なので、比較的稼動から短期間で、物によっては家庭用がお店に並びます。
仕様の差を押し込む方法はさまざまですが。
VS筐体の場合、「安くそれなりに」っていうファミコンのコンセプトと、出かけてまで遊びたいゲームっていうのが合致しないんですよね。
まぁ、数回遊んで気が済むようなゲームならソフト買ってまでとはならないんで、結果として経済的なのかもしれませんが、構造上、ジャンルも限られますし。
なにせ、グラディウスが、あの差ですからねぇ。どうせ遊ぶなら、原作のほうがいいですし、スターフォースだって、原作のほうがきれいですし。
千里一歩さん
2013/11/30
昔はゲーセンに通うのも馬鹿にならなかったので、移植の出来には多少目を瞑っても、家庭用でそれなりに練習してもらって業務用でチャレンジさせるという方向性はそんなに間違っていなかったと思うんですよね。どの程度まで家庭用と業務用とで差をつけるかが問題なだけで……。
いまの時代こそ、家庭用と業務用の差別化を図るべきだと思います。例えば、ガンダム系のロボットゲームだと、家庭用では難しい映像処理や、コクピット(筐体)に入って複雑な操作を楽しめる点(雰囲気)などに魅力を感じたりする訳でして、そこを家庭用のほうに近づけてしまうとゲーセンの価値を損なう気がするのです^^;