レビューメディア「ジグソー」

PCでできれば便利と考えたが...占有されるのが...

家庭で動画を撮ることが家庭用ビデオの普及で一般的なものになってはや四半世紀。それ以前の現像しなければならない8mmフィルムなども含めれば、半世紀を数える。

cybercat家にもいろいろな映像メディアがある。父の遺品を整理していて出てきた若き日の父のスキー風景が写っている(であろう←未確認w)8mmフィルムは突出して古いが、まだcybercatの実家にもビデオデッキがなかった頃、親戚に頼んで撮ってもらったTV番組がβ方式のビデオテープであって、それが30年以上前のもの。自分で撮るようになってからも据え置きはVHS、行事を撮るのはHi8や人から借りたVHS-Cを経て、ここ10年はminiDVテープ。さらに市販ソースを加えるとVHS、LD、DVD、BDが加わるので百花繚乱。

まぁ、市販のものは買いなおせばよいが(それでもマイナー系はないものもあるので困りもものだが)、自分で撮ったものは何とか電子化して取っておきたい。というのも再生ハード側の問題。さすがに家庭用録画フォーマットとして長く君臨したVHSはいまだに新品のビデオデッキの販売があるが、Hi8はすでに販売収束。miniDVもビデオカメラの方はなんとか流通在庫があるが、もともとデッキのニーズが少なかった同フォーマット、こっちも入手難。そこでそれらの再生環境があるうちにデジタル化するニーズが出た。

そしてコンポジット出力(あるいはS端子出力)をキャプチャし、PCに取り込んでPCで再生可能な形式に変換する、という製品が各所から販売された。それらの多くには、DVD作成機能をフォローしており、映像をPCに溜め込むだけではなく、撮った映像を第3者に配布する、ということにも対応できた。

ただ「他者に配布する」という点ではPCに限らずレコーダーやカーステレオなど多くのデバイスで対応されているDVDというフォーマットは適しているが、PCに取り込んだデータのバックアップを兼ねる、という観点では、DVDというフォーマット自体(インターレース480iの720×480ピクセル)の限界もありフルHD画像が中心の現在では今一歩だ。もちろん、Hi8やVHSの画質規格はそれに劣るのだが、ブロックノイズが発生することもあるDVDのMPEG-2形式は「見た目」の画質が高くなくいまいちなので、「とっておくなら」もう少し高画質のフォーマットに落としたい。いつ再生環境が崩れるかわかんないし...

そう思っていたところBD対応の製品が超破格値で出たので捕獲。
説明書とキャプチャボックス、USBケーブルとインストールCD
説明書とキャプチャボックス、USBケーブルとインストールCD
オネステックの「VHS to DVD」、 Blu-ray対応版。内容的には(おそらく)キャプチャされた映像を編集してDVD(BD含む)に焼く「VHS to DVD 4.0」にUSB 2.0対応ビデオキャプチャボックス「MY-VIDBOX」を同梱したもの。
ビデオキャプチャボックス「MY-VIDBOX」
ビデオキャプチャボックス「MY-VIDBOX」
シンプルなインターフェイスで間違わない。
シンプルなインターフェイスで間違わない。
本来パッケージ版は8900円。しかしその1/3の価格で、ときどきびっくり価格がでる購入店で扱われたのでゲットしたわけ。
繋ぎ方もビデオ類とPCの間に挟むだけ
繋ぎ方もビデオ類とPCの間に挟むだけ
ただそれでバリバリデジタル化が進んだかといえば、意外にも×。cybercat家の現環境は稼動しているPCは多いものの「十分なストレージ量を持つ」「通常非稼動の」PCがない。スレート

やUltrabook、

NUC

はストレージがmSATAのSSDで小さくこういった用途には向かないし、そもそも処理能力的には2コア4スレの石なので、このテの処理にはやや不利。ハチロク...じゃなかったロクナナ!

PCもさして大きくないSSDのみ。OC PCは改装中で中身がないし、■

は2TBのHDDを積んでいて、かつ、並列処理に強い4コア8スレのCore i7-3770T

で言うことなしなんだけれど、実はOC PCをバラしてしまってるので、現在cybercatの検証機となっていて、アプリケーションの入れ替えや構成変更が多い。

で、結局ほとんど使っていない。PCと画面の占有が問題だったので。

ただ、最近画面を4入力切替が簡単に出来るものに換えたので、今度本腰入れるかなー。

しかしこのソフト、つか会社、某ASR○ck並みの日本語センスで、HPを見てもOSを「運営システム」、インストール時を「プログラム設置時」と訳すなど怪しさぷんぷん。あとアメリカと台湾、日本と韓国に拠点があるようだけれど、どこがメインなのかよくわからん(明記していない)。HPの更新頻度も低いし。

そこらへんが、イマイチ熱心になれない原因か?←責任転嫁w

【「VHS to DVD Blu-ray対応」要求仕様】
•OS:Windows 7, Windows Vista, Windows XP SP 2/3
•CPU: Intel Pentium 4 2.4 GHz、Pentium D、Pentium M 1.3 GHz、Pentium Core Duo、又は AMD Athlon 64 processor
•メモリ:256MB of RAM
•必要HDDディスク用量(HDD空き領域):インストール時 700MB以上、DVD製作時 10GB以上、Blu-rayディスク製作時 25GB以上
・入力/出力フォーマット•ビデオ入力:AVI、WMV、MPEG-1、MPEG-2、MOV
•イメージ入力:JPG、GIF、BMP、PNG
•ビデオ出力:MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4、VCD、SVCD、DVD、Blu-rayディスク、WMV
・MY-VIDBOXサイズ:W88✕D60✕H21.4mm、63g

販売元製品紹介
  • 購入金額

    2,900円

  • 購入日

    2012年05月15日

  • 購入場所

    Just MyShop

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