1986年にハドソンから発売されたファミコン用のアクションゲーム(移植作)。
アーケードゲーム『ワンダーボーイ』(セガ・1986年)の移植版で、オリジナルの主役キャラに代えて《高橋名人》を起用したシリーズ第1作。プレイヤーは原始人に扮した高橋名人を操り、キュラ大王に捕らわれてしまった恋人ティナを助け出すことが目的。
初期状態の高橋名人は攻撃手段を持っていませんので、まずは基本武器である《石斧》を確保します。そうすれば、敵を攻撃できるようになります。また、時間経過によってライフが減少していきますので、適宜フルーツを取得して回復させる必要があります。
難易度は非常に高めでコンティニューは必須ですが、そのためには隠しアイテムの《ハチ助》を発見しなければなりません。とは言っても、ちゃんと取扱説明書にも記載されているコトなので問題はないはず。むしろ、《スケボー》が全然役立たないことに怒りを覚えます。強化アイテムであるどころか、プレイヤーを陥れる罠にすぎません(笑
隠しアイテムの《ハチ助》
攻略ポイントは《ジャンプのタイミング》です。マップ上の障害を乗り越えるためにも、空中の厄介な敵を倒すためにも、これが全てになると思います。特にBダッシュジャンプは欠かせませんので、私のようにアクション下手な方は何度も練習が必要でしょう。
※2013年12月11日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。
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購入金額
4,900円
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購入日
1986年09月12日
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購入場所
Schrödingers Katzeさん
2013/12/11
同じターゲットなら別ですが、わざわざそっくりに移植する意味はありませんし、工数は自前で作ってもおなじですし、自前で作るなら、もうちょっとファミコンよりのバランスにしたでしょうし。
コピーライトがタイトルに入ってませんけど、だから、双方が原体験を元にパチもの扱いしたり、パクりだと思ってたりするなんてことがあったりなかったり。
これ以降は、原作とは違う系譜っぽいので、システムだけ踏襲かもしれませんね。
わなアイテム…判定がシビアになったスペランカーのスピードアップアイテムとか?w
まだ売れるかもって、IV作っちゃうのも凄いですけどねw
版権を理由に、これでいいやって選ばれているので、意匠の部分はハドソンがつかっていいことになってそうです。
千里一歩さん
2013/12/11
『ワンダーボーイ』を開発したウエストンがどの程度まで本作に関与したかは分かりませんが、本作はミリオンセラーになったらしいので、その辺りが後々に揉める原因となったのかもしれません。ファミコン版に限って言えば、ゲーム内容が評価されたのではなく、《高橋名人》のキャラで売れたようなもんですしw
『ワンダーボーイ』も続編が出ましたが、そちらはアクションRPGに衣替えしたはず。『高橋名人の冒険島』はずっとアクション路線ですね。
『Ⅳ』まで発売されたファミコン版だけでなく、スーファミ版でも『大冒険島』が登場しましたし、PCエンジンでも『新冒険島』が出ています。「このシリーズでどこまで稼ぐつもりだったんだ?」と問い詰めたいところですw
スケボーは、《スピードアップだぜ!》から《停まんねぇよ、どうする?》の落差が罠アイテムですね。スケボーに乗ると強制スクロールになるので、前方の穴などに気づいたときは手遅れになるパターンでしたw
Schrödingers Katzeさん
2013/12/11
原作は持ってるそれだと信じてるって奴で。
ビックリマンワールドがモンスターランドですから、両社でもめたなんてことはないと思いますし、コピーライトは入ってませんが、そのあたりはきっちりやってるとは思います。
大冒険島は、確かBGMが古代氏だったような。
高橋名人の旬はファミコンの一作目で終わってるんですが、「ゲームをイメージしやすい」ってことで、見た目と、名前を踏襲したのでしょうね。
いつまでって、そりゃ売れそうならいつまででもwじゃないですかね?
千里一歩さん
2013/12/11
ああ、ユーザー同士の関係でしたか。開発の裏事情を知らなければ、自分が実際にプレイしたほうを原作と思い込むでしょうね^^;
なんだかんだで《高橋名人》のブランド力が凄いんでしょうね。そう言えば、ハドソン退社もニュースになっていましたしw
「売れるならいつまででもw」 このように応じられてしまうと、身も蓋もないのですが^^; シリーズとしては新味が殆どありませんでしたからねw
UDさん
2013/12/11
ライセンス許諾作品
千里一歩さん
2013/12/11
リンクの貼り付け、わざわざありがとうございます。
『高橋名人の冒険島』は《弊社製作タイトル》になっていますが、携帯やWii向けだと《ライセンス許諾タイトル》に振り分けられていたり……うーん、ややこしいw
Schrödingers Katzeさん
2013/12/11
「製作」は自社製の製品でしょう。移植した。外注で作った。オリジナルで作った。だから、版権がよそにありそうなタイトルも並んでます。
許諾のほうは、移植やエミュレーションは他社が手がけていて、商品化について許諾した。ということだと思います。
まぁ、「完全新作」はイメージしにくいんですが、旧作があれば「あれくらいは面白いんじゃないか」とは思ってもらえるわけで。
そういう意味ではブランドって大事ですよね。
千里一歩さん
2013/12/11
説明ありがとうございます。製作を担当していても、発注元(この場合であれば、ハドソン)が諸々の権利を専有しているのであれば、ライセンス許諾もそちらが行うのが筋ではないか?と考えて、《ややこしい》発言につながりました。でも、原作の『ワンダーボーイ』はウエストンの開発だから、ライセンス許諾で正しい……ですよねw
製作タイトルの掲載は、製作実績という意味では意義がありますね。何だかんだで、メーカーへの信頼(ブランド)も購入判断の基準になりますしw
『モンスターランド』のファミコン版は、たぶん『西遊記ワールド』ですね。ジャレコの発売ですが、開発はNMKとあります。
Schrödingers Katzeさん
2013/12/12
ただ、開発は、ウェストンで、版権もウェストンですが、移植を他社がしたり、同じコードをエミュレーションプラットホームなどで、「使わせてくれ」といわれた場合は、製品を作らず「許可だけ」なので許諾のほうにのみ入るんだと思います。
まぁ、高橋名人の冒険島って書いてあれば、頭や尻尾に何かついていても「横スクロールメインのアクションゲームだろう。卵とか出てきて、南国風味?」くらいのイメージはできるわけで。
買ってきたらパワーアップシューティングゲームだった!とか、爆弾置いて逃げるゲームだった!とかだったら、こりゃもうタイトルが意味を成してないわけでw
そういう意味では、続編は「少なくとも前作を知ってる人に訴求する」という部分で大事なんだと思いますし、それなりに名前が売れている製品である必要もあります。
ただ、この作品もタイトルにコピーライトが入っていませんし、当時はウェストン、あまり名前を出さなかったのかもしれませんね。流石に西遊記ワールドは、無許可だったら、訴訟ものでしょうし、裏で話はついてると思います。ただそれはゲーム本編のほうで、タイトルやグラフィックスなんかは別かもしれませんけど。
トーセなんかもたくさん作ってるのに名前出てませんし。
千里一歩さん
2013/12/12
『ワンダーボーイ』は仰る通りなのですが、『高橋名人の冒険島』もコンシュマー部門で製作タイトルに挙がってるんです。とすれば、本来はハドソンと並んでコピーライトを表示するのが筋なのにそれをしていない。それで『冒険島』に関しては、諸々の権利がハドソンに押さえられているのかな?と思ったんです。似たような関係で『スターフォース』のときは、ハドソンとテーカンが併記されていましたから。でも、ライセンス許諾タイトルにも載せてあるってことは、大本の著作権はウエストンが持ってるはずですよね^^;
ソフトの販売にあたって著作権などの処理をどうするかは当事者間の契約次第なので、トーセのように裏方に徹するところもあるんでしょう。そのことによってメリットもあるのでしょうし。『西遊記ワールド』はちゃんと話はついていると思いますが、リンク先は直近のライセンス許諾タイトルですので、ファミコンソフトみたいな古い話まではよく分かりませんねw