なにかと物議をかもしている(?)レンズです。
広角28mmから、大三元レンズ70-200mmを上回る300mmまでの望遠。
究極の便利ズームと言ったスペックです。明るさはf/3.5-5.6と決して明るいとは
言えませんが、VR機構のため3.5段分は補正されます。
重く、湾曲も見られるレンズですが、使ってみると十分な使い勝手だと思います。
この一本ですむと思えば他のレンズを携帯しない分、トータルの重さは知れてます。
風景が撮れる28mm、子どもなどを寄って撮りたい場合はVR付きの300mm望遠。必要にして十分です。私もさまざま考えた上でキットレンズとして、最初のレンズとして選びました。
後ろ向きに考えても下取りにだせば4万円くらいにはなるはずですから、
このレンズをまず最初に使い、「もうちょっと広角で撮りたいな」と思えば
14mmや16mmを、「もっと明るく撮りたいな」と思えばf4やf2.8を、
「この焦点域ばかり使っているな」という傾向があればその単焦点を買って
ステップアップすれば良いと思います。
すでにいくつかレンズを持っている人があらたに買い足す魅力があるとは
正直に言って断言できません。これはまさにデジイチデビューした人向けのレンズだと思います。
ずっとこのレンズで満足できるとは思えませんし、このレンズのみで広角望遠を満足していては
なんのためにレンズ交換式のデジイチにしたのか分からなくなってしまいます。
デジイチを買った時、その後自分がどのような写真を指向するかなんて、
初心者には分からないものです。そんな方にはオススメのレンズだと思います。
デジイチの楽しさ、描写を教えてくれるレンズ。
そして初心者が経験を積み、自分自身の好みにフォーカスがあった時、
役目を終えやがては売られる運命のレンズのような気がします。
-
購入金額
126,000円
-
購入日
2013年11月頃
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。