ASRockの低価格向けZ87ゲーミングマザーボード”Fatal1ty Z87 Killer”です。
MSI Z87-G45 GAMINGにCeleron G1840のせたらBIOS起動できないという状態に。Z87マザーは他にもいくつか所有していますが、全て稼働中のため動作検証用に低価格で販売されていた、このマザーボードを購入してみました。
●ASRock Fatal1ty Z87 Killer
ASRock製ゲーミングマザーボード。Fatal1tyシリーズの中では低価格向けのモデルで上位モデルと比べるとオンボードデバイス数も少なく非常にシンプルな仕様になっています。現在は価格も値下がりしていて約1万円で入手できるのでコストパフォーマンスは高いです。
主な特徴は”デュアルBIOS、プレミアムゴールドコンデンサ採用、Killer E2200 LANチップ搭載、オペアンプを搭載したサウンド機能のPurity Sound、SLI対応”あたりでしょうか。
付属品は”説明書、サポートディスク、I/Oパネル、SATAケーブル4本、2Way-SLIブリッジ”と低価格モデルらしい最小限の構成です。
Haswell Refreshへの対応には出荷時期などによりBIOSが古い場合はBIOS更新作業が必要になる点には注意が必要です。(例、Celeron G1840は1.3以降で対応)
●映像出力
iGPU用の映像出力端子はHDMI、DVI-D、D-Subの3系統。(トリプルモニター対応)
iGPU使用時の4k出力にはHDMIを使うことになる点には注意が必要です。
●Qualcomm Atheros Killer E2200 ギガビット LAN
優れた帯域性能が売りでオンラインゲームなどで恩恵を受けられるかもしれませんが、その差を体感できるかは不明(^-^;
MSI Z87-G45 GAMINGでの感想ですが、Killer E2200シリーズの初期のドライバーはバグが多くて微妙でしたが最近は安定しているので問題ないと思います。
●Purity Sound(オンボードサウンド)
オペアンプ(ヘッドフォンアンプ)を搭載したオンボードサウンド機能です。従来のオンボードサウンドより一ランク上の音質です。ゲーム用途にはやや微妙ですが音質を含めて機能的には優れています。
詳しくはテストしていませんがASRock Z87 Extreme6で見られた”ヘッドフォン使用時もスピーカー出力がオフにならない”という症状があるかもしれません。(後日テストしてみる予定)
●感想
動作テスト程度の感想です。
Celeron G1840も無事動作し、高クロックメモリ使用時の動作も安定していていい感じです。低価格モデルのため上位モデルと比べると機能的には劣る部分もありますがツボを押さえた無駄のないシンプルかつ高機能な仕様は魅力。
映像出力にディスプレイポートが無いのは致命的ですが、HDMIでの4K出力に対応している事とゲーミングマザーとして使用する場合はディスクリートGPUを取り付けることになると思いますので、さほど問題にはならいかもしれません。iGPUで初期のWQHD解像度の液晶モニターを使いたい方は注意が必要です。
Z87チップセットのため次世代CPUには対応できませんがHaswellやHaswell Refreshで組むに最適なマザーボードです!
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購入金額
0円
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購入日
2014年10月頃
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購入場所
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