(少なくともアナログテープのダビングを経験した世代には)とても簡単な操作性でビデオテープに録画された「想い出」がデジタルサルベージできる。
一応製品には録画可能なNTFS形式フォーマットのUSBメモリが添付されているが、容量アップのためにはHDD(SSD)を追加する必要がある。
レビュー時点では(応募内容でもあったので)LaCieのUSB3.0接続ポータブルHDD「LCH-RK500U3S」
を繋いでレビューしたが、どうせ専用HDDとして使うなら内蔵の方がスマート。
ただ「キオクのひきだし」に内蔵できるのは「2.5インチ内蔵HDD(7/9.5mm厚まで)」。そして対応容量は最大「 2TB」。
2.5インチのHDDで手持ちというと、以前Let's Note W7
購入時に入っていた純正部品がSSD
への換装で浮いているが、クローン時の情報を保持しているので、万が一の時のリカバリーディスクとして使えるし、第一容量が120GBと最近USBメモリでも見られる程度の大きさのもので、わざわざ内蔵する必要がない。
そこで調達した大容量の2.5インチハードディスク。
メーカーとしては最近cybercat家ではWDが増殖しているが、モノの性格上比較的静かといわれているHGST製の「Travelstar」にした。容量的には1.5TBがこなれていて安かったので、そちらに。パッケージ版なので、本体のほかに日本語の説明書とクラウド上のバックアップスペース、「Touro Cloud Backup」導入のチラシが入っている。ちなみにこの「Touro Cloud Backup」は3GB無料で、250GBに年間59ドルでアップグレードできるもの。便利そうだけど、今回この用途では使わない。
「キオクのひきだし」に内蔵するのは実に簡単。裏蓋を開けて内蔵するHDD(SSD)の厚さにあわせて蓋の裏についている押さえのツメを切り替えて、SATAコネクタに接続したら、蓋を閉める。ネジ止めなどはなく、たったこれだけ。本品は9.5mm厚のHDDのため、ツメを「9.5」と書かれている方がHDD側に張り出すように切り替えて、HDDをコネクタに滑り込ませるように装着、ここまで1分以内。「キオクのひきだし」はここでもおじいちゃんおばあちゃんも扱える?イージーオペレーションだった。簡単に記憶容量が増やせるのはデジものならでは。人間だとこうはいかない。不良クラスタが出てキオクが欠落するのは同じなのに?いやいや、そういうリスクを避けるためにも2.5インチHDDでは東芝と並んで実績のある日立系のHDDを選定したわけ。こういう家電チックなデバイスに使うHDDは信頼性を採りたいからね!
【仕様】
容量:1.5TB
回転数:5400 rpm
キャッシュ:32MB
インターフェイス:Serial ATA600
フォームファクタ:2.5型
厚さ:9.5 mm
ディスク枚数:3 枚
平均シーク時間:13ミリ秒
メーカー製品概要ページ:Travelstar 5K1500
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購入金額
11,180円
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購入日
2014年01月04日
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購入場所
ツクモパソコン本店
ジェイソン太郎さん
2014/03/15
cybercatさん
2014/03/15