それほどゲームにはまっているというわけでもないのですけれど、ちょっとした3Dゲームをときどき起動したときに、大きめの高解像度で、余裕のある性能のものを使っているほうが安心かな。それに、いつか何かのゲームをやりたくなったときに備えて……。という気持ちもあり、
また、ここのレビュアーさんたちの記事を読んでいる内に、ケース、電源、マザーボードなどを自分で選んで取り付けるという自作PCの経験をいつか、自分もしてみたいと思う気持ちが続いて、ちょっとずつパーツを集め始めました。
さて、ケース選びですが、たしかにフルハイトの性能は欲しい。しかしいままでのスリムケースの収まりの良さもすごい気に入っておりまして。
そこで「フルハイトのカードが入るけど、その上で、できる限り横幅が細い」という条件でケースを探した結果、
このスリムATXというカテゴリのケースにたどり着きました。
スリムATXといえばサイズのEVEやRANAなどが有名なんでしょうか。
私の選んだこのケースは、メーカー・製造元としては韓国製で、あまり良いイメージはわかないのですが、
過去にアブライドというショップブランドPCに用いられていたこともあるそうで、そういう実績があるのなら、そう悪い質でもなさそうであること、
14cmという幅のスリムさであること(これまで使用していたスリムケースは10cm)、
このケースを取り扱っているショップがちょうどこの頃(2013年3月)、全ケース半額セールをやっていて安くなっていた、
(NZXTのPhantom15750円が8000円以下になってたり)
と、ちょうど良い機会だと思ってこのケースを買ってみました。(このケースは4800円台→2400円台でした。送料含めて3000円程度なら、自作に失敗したとしてもまあ、良い勉強になったと思えるだろう、という気持ちもありました。)
外観はつるつるな質感で、なかなか綺麗なケースだと思いました。
ケースの公称サイズは140x365x410mm(WxHxD)。
なるべくスリムで……とは思っていましたが、やはり本来のスリムケースと比べずんぐりしていて、
スリムPCしか部屋に置いたことのない私の感覚では、やっぱりおっきくてかっこわるいかなあ、とちょっと残念な気持ちはあったかもです。
(もちろん普通のミドルタワーなんかよりははるかに小さいのでしょうけれど)
ここから、電源とマザーボードの配線の試行錯誤とか、
余裕のないスリムATXのケース内の、ケーブルとかHDDやCDドライブの取り付けづらさだとか、
マザーボード交換に伴うOSの再インストール作業だとか、
初自作の苦労はいろいろあったのですが、とりあえずそれを乗り越えて、何とか現在、PCは無事に動いています。
現在、このケースに使うパーツとして使用しているものは以下の通りです。
【CPU】Xeon E3-1245v2
【CPUクーラー】samuel 17+山洋SF12-S4
【ケースファン】山洋SF8-S4(トップ) 山洋SF6-S4 ×2(リア)
【メモリ】TEAM Elite 8G×2
【マザーボード】Asrock z77extream4
【電源】antec platinum 650W
【HDD】前PCについていたseagateの500ギガのもの
【光学ドライブ】同じくDVDドライブを前PCから流用
【グラフィックボード】ELSA GTX660 S.A.C
【サウンドカード】Onkyo SE-90PCI
【OS】Win7 Home
【ディスプレイ】CANDELAの22インチテレビ×2
【スピーカー】タイムドメインlight
初めてのフルハイトのグラフィックボードに選んだのは、ELSAのGTX660 S.A.Cです。静音を謳っていたことと、基盤がこのケースに収まる短いものであったことが理由です。(21cmくらいでしょうか?)
補助電源のでっぱりのことを計算に入れていなかったおかげで、ケース側面の蓋が閉まりませんw
後方のネジ穴にビニタイを通しています。
SSDもいまだ未体験なので、この初自作の機会に使ってみれば良かったのかも知れないのですが、
マザーボード交換が効果があったのか、OS再インストールのおかげなのか、
(GIGABYTE H61M-USB3-B3 rev2→Asrock z77extream4)
PCの起動も早くなったので、いまのところSSDは使用していません。
そもそも電源から出ているケーブルをマザーボードのどこに挿せば良いかもわからない、初めてのPC自作はとてもめんどくさかったですw
素直におおきいケースを選んでいたのならまた感想が変わったのかもしれないのですけれど、
なるべくスリムケースの見た目の収まりの良さから離れたくなかったので、しょうがないですね。
ATX電源とATXマザーがちゃんと収まった上でこのサイズであることとか、
また、電源がケース内の前方上部に配置する仕様であることとか、
なかなか珍しいケースを使う機会を得られたと思います。
いままでここでレビューされている方の文章を読むだけの立場でしたが、
ちょっとはレビュアーさんたちの真似事が出来た、良い経験になりました。
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購入金額
2,415円
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購入日
2013年03月頃
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購入場所
パソコン屋+αショッピング
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