Lightroomは Ver.3から使用しており、新しく購入するカメラの RAWデータが読み込めなくなる度にバージョンアップしています(^^;
機能的には Lightroom 3で十分なのですが、バージョンアップの度に気になる機能が追加されていたりします。
Lightroom 4からの新機能には以下のものがあります。
・高度な修復ブラシ
・Uprightテクノロジー
・円形フィルター
・スマートプレビュー
・スライドショーのビデオサポート
特に使えそうな上記 3つは後ほど画像と共に解説します。
「スマートプレビュー」は、外出先で編集を行いたい時などに元画像を持ち出すことなく、5%程に小さくされたサイズのファイルを生成し、これらに対し調整や編集を行い、オリジナルファイルがあるデバイスに再接続すると自動的に同期され、外出先で行った調整や編集が反映されるという機能です。
私には縁のない操作です(^^;
簡単なビデオ編集は Lightroom 4 でサポートされましたが、スライドショーにもビデオがサポートされたようです。
私はビデオ編集には LoiLoScope 2を使っているのでこちらも割愛します。
そして今回一番使いそうな新機能は「Uprightテクノロジー」です。
「Uprightテクノロジー」は傾いた画像をワンクリックで修正してくれるのですが、ただ傾きを修整するだけでなく、画像のゆがみ自体まで補正してくれます。
使用するには、右に表示されている現像モジュールで「レンズ補正」パネルの「基本」タブを選択します。
今回はブツ撮りなどで水平に写したかったものが傾いてしまったため、自動で水平にする方法です。
パネルより「水平方向」を押下するだけです。
続いて、パッケージなどを撮った時に対象物がズレてしまっているために、歪んでいる画像を四角くする方法です。
今度は「フル」を押下するだけです。
修正前はパッケージの上方がレンズより遠いため細目に写ってしまっていますが、自然に四角くゆがみが修正されました。
私はレビューに使う画像にこういった修正を時々行なっているので、これだけ簡単に行なえるのならば使わない手はありません(^^
そして新機能というより機能強化された「高度な修復ブラシ」ですが、Lightroom 4まではスポット修復ブラシという名前で円形の修復範囲しか選べませんでしたが、消したい対象物をなぞるだけで消し去ることが出来ます。
ただし、ホームページの解説などでは万能な感じで説明がされていますが、実際は消し去りたい対象物の背景をかなり選びます。
試しにネコカメで使用した画像で試してみます。
操作はメニューバーより「ツール」 - 「スポット修正」を選択します。
右に表示されている現像モジュールで消したい対象物(今回はサッカーボール)に合わせて、ブラシの「サイズ」を調整します。
良ければ、影と共にサッカーボールをなぞります。
自動的に適切な背景で塗りつぶされますが、なかなかピッタリな背景(場所)は選ばれません(^^;
”/”(スラッシュ)キーを押す毎に他のサンプル候補が自動的に割り当てられていくのですが、単色のみのような背景でない限りなかなか合いません。
サンプル範囲をドラッグすることで任意の背景をサンプリングできるので、ちょうど良さそうなところに位置を合わせます。
多少は簡単になりましたが、Photoshop Elementsで行っている補正と大差なくあまり使うことはなさそうです。
そしてもう一つ新機能で「円形フィルター」というのがあります。
画像内の強調したい部分を簡単に設定できます。
円形フィルターを使うことで露光量や彩度などを指定した領域に対し放射状に適用することが出来ます。
操作はメニューバーより「ツール」 - 「円形フィルター」を選択します。
画像内の強調したい部分を選択し、右に表示されている現像モジュールより適応したい効果の調整を行います。
今回は周りを暗くし対象物を強調するように「露光量」をマイナス方向にスライドさせました。
「彩度」をマイナスにし、対象物の周りをモノクロにしてしまうのも面白いかと思います。
今回の円形フィルターもなかなか使う場所が難しいですが、ここまであからさまに露光量を下げずに少しだけ際立たせたいなんて時にいいかも。
なんだかんだ言って「Uprightテクノロジー」以外新機能は使わない気もするんですが(^^;;;
そうそう、今回 amazonで購入するにあたりキャンペーンが行われており、amazonが販売する品を同時購入で 1000円引きが行われていました。
当然同時購入品が 1000円で収まる訳もなく余計な出費が増えてしまうんですけどね(^^;
特に購入したいものがなければ、10%ポイントが付く大型家電のお店の方が安く買えそうです。
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購入金額
8,158円
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購入日
2013年09月01日
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購入場所
amazon
ねおさん
2013/09/05
一度、標準のDPPをしっかりと覚えてみようと思っていますが、PEN E-PM1もあることだし、一つのソフトで済ますためには、Lightroom5は有力な選択肢ですね。
atsuo@tokyoさん
2013/09/05
そうなんです、複数のカメラを使用している場合はサードパーティ製のアプリケーションが便利です(^^
あと、標準添付のアプリケーションは自動処理の機能が貧弱なので、私の様に面倒くさがりには色々自動処理が行える Lightroomや Elementsが手放せません(^^