普段こういう一品モノは滅多に登録しないのだけどさすがにこれは記念に登録しよう。
コミックマーケット84のMSブースで蜘蛛PCを展示してもらった時に使われたパネル。
本体を引き取る時記念にいただきました。
Windows8 PCの祭典で「窓辺ゆう&あい賞」を頂き、更にコミックマーケットのマイクロソフトブースで展示するという自分もビックリな展開。窓辺賞の証拠が熨斗袋しかなくてちょっと残念だったところにこのチャンス。わざわざ会場でお願いしちゃいました。このパネルください!って。
ちなみに展示中上に乗っかってたクラウディアさんは私のモノじゃありません。同じものはあるんで家で写真撮る時もマネしましたが。
パネルにはスペックやサイズ(わざわざ計ってくれた)が書かれており、これがあるだけでいきなり「箔」がついたように見えてしまいます。やっぱり見た目と肩書きって大事ですね。
コンテストの時点のスペックを知っている人にはアレ?となりそうですが、実はコンテストのときのi5 3570Kからi7 3770無印に再強化されています。
i7 3770Kはi5 3570よりアイドルが低い個体だったけど負荷時消費電力がACアダプタ容量をオーバーしてしまうという危険な状態だたので、泣く泣く3570Kに戻したのですが、試しに3770を搭載したらACアダプタに余裕のある状態でアイドルも下がったのでベストマッチ。
また、元々は変ではあるものの痛PC化したのはコンテスト応募前の思いつき。ステッカーも後方に集中していて展示の向きは難しかったと思います。
元々片側にしかなかったロゴシールを両側にしたり、電源コネクタ部に小さいイラストシールを追加したりしてフォローしました。
そしてコンテスト時に使用していたシールは単なる厚紙だったので、耐水ステッカーに貼りなおし。入手時から変色していて見栄えの悪かったスサノヲの金具は逆手に取ってゆう&あいの髪飾り風のシールを貼り付け。結果的にこれは目立つ位置だったので大正解でした。
そして移動に備えて各所のネジを締めなおし、スサノヲの負担を軽減させる内部板も頑丈なものに交換しました。
心臓部こそインテルのレビュー品やガラポン景品でしっかりしていますが、それ以外は中古品やジャンク品の比率が多く、純粋な新品パーツは少なめ。特に見た目を構成する2つのパーツ…PC-TRはドスパラの特価品、スサノヲに至っては、欠品・変形アリとして販売されていたツクモexのジャンク品(恐らく展示品?)。
まさかこのパーツ達も天下のビックサイトでMicrosoftのロゴの下に展示されるとは思っていなかったでしょう。非常に扱いにくいサイズと形状のPCを展示、輸送していただいたスタッフの皆様、そして貴重なコミケ時間の中で展示コーナーで足を止めていただいた皆様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
ところでこのパネル、何故かショップURLが書いちゃってありますが、パ○コン工房さんに問い合わせちゃダメですよ!!!(たぶん他の展示機と間違えた誤植)
【関連レビューリンク】
~以下余談~
この蜘蛛PC、あくまで既製品の組み合わせで、もっとスゴイPCは世の中にいくらでもあります。更に輸送が大変…そもそも家から出すことなんてまったく考えてないし元々強度も無い。場所も食う。しかも展示先は過酷な夏のコミケ。一度脚を破損しているのでそこの再破損もありえるし、スタッフの方にも迷惑がかかりそう。
でも展示のお話を頂いたとき自分の中で「断る」という選択肢は考えられませんでした。もちろん「MSブースの人と堂々と会話ができるぜ!」という下心があったのは否めませんが、一つ私なりの理由があったんです。
最近は自作PC業界自体明るい話題ばかりではありません。実用性を考えたらBTOでOKですし、ノートパソコンの性能向上も著しいです。だからこそ「自作PCでしかできない事」…オーバークロックや超ハイエンド、無音・静音、光物といった実用性以外の魅力(…と感じるかは人次第ですが)を表に出していくのがユーザーを増やすポイントになると思っています。
なので今回のコミケ展示は格好の「チャンス」だと思いむしろこちらからお願いするくらいの勢いでメールを返信しました。
同時に展示された「窓辺あい」名義のデコレーションPCも蜘蛛と同じ「個性的な見た目」というアプローチをとった自作PCです。こういうカスタマイズもあるんだと、見た人が少しでも自作PCに目を向けてくれてくれるキッカケになってもらえればそれはうれしい事です。
1ユーザーの自己満足なのですけどね。
「窓辺ななみ」をはじめとしたPC関連キャラにずぶハマリしたのも、何かと自作PC関連のキャラクターグッズを収集しているのも根底には同じ理由が流れているのかもしれません。そちらは後戻りできないレベルにハマってしまっていますが。
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購入金額
0円
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購入日
2013年08月15日
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購入場所
カーリーさん
2013/08/16
工房全然関係無くねwwwwwwwwww
ねおさん
2013/08/16
見に行きたかったけど、ヤッパリ無理でした・・・
お疲れ様でした。
下小川さん
2013/08/16
ちなみにパソコン工房と店舗が一体だった旧Faithで買ったパーツなら搭載されてるよ!
いやほんといい記念なんですが、イベント自体がハードすぎるんで「見にきてね!」なんて絶対にいえないのが…またこういう機会あるといいんですけど、早々ないでしょうねえ。
でも今回蜘蛛PCを運ぶ方法は判ったぞ!
白輝望さん
2013/08/16
このくだりはホントそう思います。
そういう意味ではこの企画に前進してほしいのですが・・・
もう3年前か・・・。
http://zigsow.jp/special/trainpc/
kazgbさん
2013/08/16
ここまで評価されたのは下小川さんの技術があってこそだと思います。
うん。うらやましい!
こういう奇抜なPC組むのは楽しいですよねぇ。
またWindows8祭典みたいな大会があったら今度こそ負けないPC組まねば!
ZIGSOWさん。なんかイベント考えて~(人任せ
cybercatさん
2013/08/16
昨日投稿したPC雑誌の記事の中でも触れたんですが、自作PCって
・いまやメーカーPCより高い
・故障時の保証もない
・ケースなどで個性を出したいならフルBTOのショップPCがある
と、普通に考えれば益はないんです。
でも「自由」であることこそすばらしいわけで、高性能なベースPCにこだわりのある旧世代ボードを積んだり、持ち運びできないほどデコってみたり、一方体育会系的に液体窒素ぶっ掛けて0.1GHzを争ってみたり...こだわりは人それぞれで、それこそがフリーダム。
次期Intelプラットフォームではソケット型CPUは供給されない、なんて話もありますが、コンピュータが単なる道具ではなく、「夢の」あるアイテムであり続けるために、このあたりの遊べる余地は残しておいて欲しいナァ...
下小川さん
2013/08/16
しっかし我ながらムチャしてるよなあこれ…家にしばらく無かった後持ち帰ってみたら場所食うわ気使うわ…
またこういう自作PCコンテスト的なものがあるといいですね。
以前(よりによって蜘蛛フレームのメーカーな)Lian-Liのイベントでも自作PCのメリットについて言及されていたんですが、難しくなってきていますね。普段あまりこういう事を書くことは無いのですが、記念なので書いてみました。
私は普段フリーダムすぎる構成やってるんで極端ですが、これからも変なパーツや遊べるパーツをみつけていけたらなーなんて思っています。
電車PCは…まさに夢のまま消えてしまったんでしょうかねぇ。今だからこそ面白い企画だと思うんですが。ただ依然Antec製ケースのキャラクターパネルが出ていたけど、その後展開が無いトコロを見ると、商売として成り立たせるのは難しいんでしょうかね。