レビューメディア「ジグソー」

Haswell環境を収納するために

先日プレミアムレビューを書かせていただいたHaswell環境、Core i7-4770K+Z87 Extreme4ですが、実は手頃なケースを用意出来ず、バラック環境で動かしてレビューを書いていました。ケースの余りが全くないというわけでもなかったのですが、Pentium4時代に使っていたような古いケースではなく、今時の中身に見合ったケースを使おうと思っていたためです。

現在メインPCで利用しているケースが、SOLOIIの先代に当たるSOLOで、他にSOLO BlackやSOLO Whiteなども利用中であり、このシリーズのケースは我が家の定番となっています。

SOLOはATXミドルタワーのケースとしては比較的コンパクトにまとまっていて、使い勝手の良い製品ではあるのですが、設計が古いこともあり弱点もあります。特に気になるのがPCI Expressスロットと3.5インチシャドウベイの位置関係で、少々長いビデオカードを使おうとするとHDDと干渉してしまいますし、そもそも装着出来ないビデオカードも多くあります。私の環境ではGeForce GTX 670を利用していますが、やはりHDDが干渉してしまったためこの部分のHDDを撤去する羽目になってしまいました。

今回入手したSOLOIIシリーズでは、ユーザーからこれらの弱点を指摘されていたということで、大きく改良が施されています。まず最近ではブートドライブとしてSSDが使われることが多いため、3.5インチシャドウベイを1つ減らし、代わりに2.5インチベイを新たに設けています。3.5インチベイが減っても、実質的にHDDの収容能力は維持されているということになります。

そしてシャドウベイを減らした分は空間として確保し、PCI Expressスロットの延長線上に障害物が来ないように配置されています。この設計であれば、GeForce GTX 670より長いカードを挿しても干渉はないでしょう。

ただ、仕方ない部分ではあるのですがやや残念な点として、5インチベイが先代SOLOよりも1つ削減されたという部分を挙げておきます。確かに通常光学ドライブは2台使えれば十分なのですが、私の場合メインPCではDVDドライブ2台とBDドライブ1台という構成で使っているため、5インチデバイスを3台というのは現実的な数字なのです。

とはいえ、大方のPCユーザーにとっては正統進化といって差し支えない変化であり、相変わらず無難に使えるケースという印象です。

なお、今回私が入手したのはフロントの仕上げが異なるSOLOII-Gですが、これはこだわって選んだというわけではなく、単にたまたま比較的安く売られているものを見つけたためです。
  • 購入金額

    5,480円

  • 購入日

    2013年07月17日

  • 購入場所

    リンクスアウトレット

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