■ 2013.9.14 ベンチマーク結果を追記
GTX760の発売直後に600番台が値崩れするだろうと狙っていたところ、安値でASUS製のGTX670を入手することができた。
このモデルは、リファレンスのGTX670のOC版であり、ベースクロックが915MHzから980MHz、ブーストクロックが980MHzから1058MHzにクロックアップされている。
GTX670-DC2T-2GD5という似た型番の製品があるが、そちらよりはほんの少し性能が劣っており、DIABLOⅢのマウスパッドがおまけで付いている。
そもそもDIABLOⅢをプレーするのであれば、GTX670では明らかにオーバースペックだろうと思うのだが、やはりそんな微妙なモデルだけに、在庫処分で投売りされたのだろう。
購入後から既に2ヵ月程が経つが、モニタの新調に合わせてやっと換装したのでレビューしてみる。
マウスパッドが目立つ外箱。
ASUSのビデオカードといえば、オリジナルクーラーの“DirectCU”。
静かで冷えるとしっかりとアピールしている。
さて、実際の実力はどうなのだろうか。
内容物はご覧のとおり。
ずっしりと重い本体。
このクラスになるとカードというよりはボードという方がしっくりとくる。
赤いラインのデザインがいかにもASUSらしい。
プラスチック製かと思っていたヒートシンクを覆うカバーだが、触れてみると金属製であった。
MSI R6870 Twin Frozr IIとの比較。
一回り大きいサイズだが、 ANTEC NINEHUNDREDにも収まった。
ごついヒートパイプが印象的な側面。
出力コネクタは、DVI(DVI-I×1、DVI-D×1)、HDMI×1、DisplayPort×1。
金属製の厚みのあるバックパネル。
しっかりしたつくりで、見た目にも丈夫そう。
品質にも気を配っていることが感じられる。
モニタリングとチューニングを行うソフト“GPU Tweak”が付属している。
次にベンチマークテストを行ってみる。
テスト環境は以下のとおり。
OS Windows7 64bit SP1
CPU Core-i7 2600K @3.4GHz
MEN CORSAIR CMZ8GX3M2A1600C9B 16GB
使用したディスプレイは、LG Electronicsの29EA93-P。
アスペクト比21:9、最大解像度2560×1080ドットの29インチワイド液晶ディスプレイ。
■ FFXIV ベンチマーク キャラクター編
1920×1080、最高品質、ウィンドウモードにて計測。
2560×1080、最高品質、ウィンドウモードにて計測。
2560×1080、最高品質においても、“非常に快適”の評価。
FATEのように多数のプレイヤーが同時参加するコンテンツを最高品質でプレーしてみても、全く非力さを感じさせなかった。
■ 3DMARK BASIC(1280×720)
比較対象として、MSI R6870 Twin Frozr II(Radeon HD 6870)の計測結果を記しておく。
Radeon HD 6870では、
SCORE 116,961、Graphics Score 224,235、Physics Score 43,734
Radeon HD 6870では、
SCORE 16,050、Graphics Score 26,911、Physics Score 6,653
Radeon HD 6870では、
SCORE 3,042、Graphics Score 3,177、Physics Score 9,076
ICE STORM、CLOUD GATEにおいては、HD6870と比較してもグラフィックスコアは大差ないが、FIRE STRIKEではダブルスコアの大差がついた。
スコア差は見た目にも明らかで、HD6870ではカクカクとした映像であったが、GTX670ではかなり滑らかに表示されるようになった。
デフォルトでも十分に高性能であり、敢えてオーバークロックする必要性も感じられない。
これだけのグラフィック性能があれば、大抵の3Dオンラインゲームを最高画質でプレーすることができるだろう。
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購入金額
32,980円
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購入日
2013年06月26日
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購入場所
ark
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