キーボード側にショートカットとして様々な機能を割り当てることで、いちいち機能切り替えや画面移動のために、ツールアイコンを押したりメニューを開く、などといった手間を省くことができ、作業効率が大幅に向上するからです。
ただし、タッチパネル+スタイラスが基本のAndroid端末ではスタイラスを画面に近づけるとタッチパネルが自動的に反応しなくなるため、ソフトキーボードを表示してそれを押しながらのショートカットに・・・という使い方はできません。本体についているハードウェアキーはボリュームの上下と、あってもMENU/BACKキーで、最近はMENUやBACKはタッチパネルで代用する端末が多いため、スタイラスと組み合わせると実質2ボタンということが多いのです。これでは多機能なペイントアプリでは全く足りません。
幸い最近のAndroidはUSBやBluetoothでキーボードを接続する事ができる端末が多くなっています。そこで買ったのがこのiBOW mobileです。
□ 長所
・ キーボードの横幅10.5cm 縦が4.3cmと非常に小型で軽量
・ サイズのわりにキー数が豊富
・ キーが小さいわりにクリック感はきちんとしていて押し間違えはまずない
□ 短所
・ 接続しにくいこと(端末)がある
・ 説明書ではMENUボタン(本体文字ではOption)となっているキーが実はF1で、MENUボタンがない
・ USB充電しなければならないので不意にバッテリーがなくなると困る
・ 同時押しできるキーの制限がかなり厳しい
・ BT接続のためか、USB接続のキーボードに比べて多少遅延がある
・ 人によってはキーが硬すぎると感じるかも
並べてみると短所が多いようですが、ちゃんと接続さえすれば安定動作するのでそれほど悪くはありません。
なにより、Androidでここまでボタン数があり、持ち運びに便利な左手デバイスは希少です。
手持ちの端末にちゃんと接続できるかどうかは運次第なところがありますが、左手デバイスを用意してペイントアプリを便利に使いたいという人は、挑戦する価値があります。
(Androidでフルキーボードのショートカット割り当てに対応したペイントアプリなんて、私の作ったやつくらいでしょうが・・・)
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購入金額
2,980円
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購入日
2013年03月頃
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購入場所
プリンストンダイレクトモール
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