レビューメディア「ジグソー」

店頭デモが一番ワクワクしました。

  • by
    L2さん
  • 2015/02/27
  • (更新: 2015/02/27)

2013年にPS3を導入した、L2さん。

ブルーレイ視聴の夢が破れていた事も、かなり影響していますが、今回のレビュー品である。

このソフトともう一本のソフトが、購買の決め手となりました。

 

店頭デモは、恰好良くて、いつにもなく見入りましたねー。

ジョジョが好きなスタッフもいたのでしょうね。

 

開封する前の私のワクワクゲージを100%とさせて頂きます。

ちなみに、店頭デモ視聴時は、120%です。

 

ディスク投入!

まず、「キャンペーンモードデータが最新であるかチェックします」というようなメッセージが出まして、ローディング開始。

LAN接続しているからなのかもしれませんが、何故初回起動から、このチェックが必要であるのか、理解に苦しみ、イライラしました。

スタートメニューが表示されたので、「やった、終わった」とスタートボタンを押して、モード選択画面に入ると、

「ダウンロードコンテンツを入れてキャンペーンモードを最新にしないとキャンペーンモードは不完全なままで、遊べません」

とのお言葉。

これ、こちらがキャンペーンモードを選択してから表示したり、チェックしたりしてもいいのではないでしょうか?

ゲージは40%近く削られていると思います。

 

まあ、そんなに頑張ってチェックするようなキャンペーンモードは、素晴らしいのかな、とプレイしましたところ、スマホ系ゲームの展開が待っています。

探索ポイント(実時間20分で1回復)を使って、探索ボタンを押すと。

何も起こらない、イベント(遭遇率UPとか、アイテム獲得とか?)、BOSS発見のいずれかが発生して、BOSS発見で、ようやく格闘ゲーム開始となります。

さて、これに勝利したら、BOSS撃破特典がもらえるんだ、と思うのは、間違いで。

格闘PARTでの勝ち方×探索ポイント消費でBOSSゲージが減る様になっていまして、ゼロにして、初めて撃破特典がもらえるというシステム。

BOSSは、最初に遭遇してから一定時間で、その探索場所から撤退してしまい、減らしたゲージはリセット、というスマホ系ゲームのありがちな設定。

課金アイテムで、探索ポイント回復、或いは、格闘PART有利化、もしくはBOSSゲージ減少率UPが出来る訳ですが。

アイテム無しでは、まず、BOSSに追加遭遇する確率が低いです。(体感だと、ゲージが半分切ったらゼロに近い)

覇王翔吼拳を食らった時のように、私のワクワクゲージは失われました。

 

操作できるキャラの数は、インストール時で各部毎に4人ほどでしょうか。キャラセレクト画面のスペースからみて、倍になるかもしれませんが、発売日に既に、追加キャラ有料のお知らせが入っていますので、クリア報酬などで解放される期待感はありませんでした。

 

ストーリーモードのステージ数は、各部のばらつきはありますが、少ないものは3ステージです。

背景自体は、各部で2種類だけ、と少な過ぎます。

背景を作り込むのは大変なのだと、理解はしますが、背景にギミックを入れる位なら、種類を増やして欲しい、と切に願いました。

第3部編の初戦は、承太郎とアブドゥルの対決で、そうなれば、当然、警察の拘置所を思わせる牢屋の背景があるはず、ですよね。

それが、カイロ市街なんですよ。

第4部も、億泰と仗助の対決からなのですが、背景は、救急車が描かれています。

ええ、これ、最終エピソードの吉良吉影が轢かれるシーンの背景です。

原作を読んだことがある方ならば、この落胆には、共感して頂けるのではないでしょうか?

瞬獄殺を背後から受けている心持ちでした。

ワクワクゲージは、点滅状態、超必殺技とか潜在能力発動できるレベルです。

 

ステージ開始前の読み込みも、インストールしているとは思えない位の長さですし、その間を持たせるために+ステージが少ないのでストーリーが飛ぶのを補完する為に語るあらすじも、テキスト表示しているだけで、盛り上がる気持ちがありません。

各部のエンディングも、ステージ前のあらすじを音読しただけ(セリフは演じていますが)で、初見の私の顔は、( ̄д ̄)こんな感じだったと思われます。

ステージ背景がアレだった時点で、全話ムービー入れて、なんて言えないかな、と思わなくはないですが、せめて、コミックのコマ割り風紙芝居な演出位はして欲しかった。

この時点で、私のワクワクゲージは二本目に突入も、既に半分を切っています。

 

キャラ自体の動き自体は、原作キャラのイメージを守りつつ、格闘しているという感じが結構します。及第点はあるのではないでしょうか。

 

モード選択や、チュートリアルメッセージを喋るキャラの選択や、台詞回しは、原作から良く持ってきているので、ニヤリとするシーンもある、のですけれども、ね。

 

総合的に言って、小売希望価格が8000円だったゲームとは言えないと、感じました。

課金要素がキャンペーンモードだけでは無く、追加キャラにも及ぶとなると、高く感じさせる部分でした。

キャラゲーだからって、これで満足すると思って作ったのであれば、残念だと思います。

  • 購入金額

    6,480円

  • 購入日

    2013年09月頃

  • 購入場所

7人がこのレビューをCOOLしました!

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