元々文章は殆ど書き溜めてあったのですが、朝から画像や動画を作ったり、文章の修正を行って、終わったのが夕方頃でした。
丁度買い物があったので出かけて、そのついでに近くの家電量販店に立ち寄りました。特に買うものがあったわけではないのですが、Softbank版のiPhone 5Sが予告通り3万円ほど値上がりしているのを確認したりして、店を出ようとヘッドフォン売り場の前を通ったのです。
すると、MDR-1Rシリーズの製品がいくつか並んでいたのですが、MDR-1R NCのところで何か違和感を感じました。MDR-1RシリーズはPCOCCのケーブルの生産打ち切りにより、添付ケーブルを変更したMDR-1R MkIIシリーズへとマイナーチェンジされているのですが、MDR-1R NCだけは旧シリーズの在庫も残っていたのです。しかも販売価格が、何故かMkIIの半額以下…。
…気付いたらレジで会計を済ませていました。きっとプレミアムレビューに集中していて疲れていたので、意識が一瞬飛んだのでしょう。
丁度SONYフェアが開催されていて、1万円以上のSONY製品購入ということでVAIOロゴが付いた記念品もいただいてきました。SONY VAIOの記念品が出るのはこれが最後でしょうからね。
ヘッドフォンそのものについては、同じシリーズのベーシックモデルとなるMDR-1Rを既に使っているのですが、それとは全く別の製品であると考えるのが正しいでしょう。
外見のイメージこそよく似ていますが、音質面では傾向からして全く異なります。まず、ノイズキャンセリングをOFFにしたときの音は、一言で言ってこもっています。良く聴けば高域方向の質などは案外悪くないのですが、曇った中低域がそれをぶち壊しにしてしまいます。
一方、ノイスキャンセリングをONにすると、音質は激変します。まだ1時間も使っていないせいだと思うのですが、一気にハイ上がりの傾向が出て少々刺激的にすら感じるほどです。このモデルはノイズキャンセリング利用時にはイコライジング等も入り、この状態で音質傾向もセッティングされているようです。
ノイズキャンセリングの効果についてはさすがとしか言い様はありません。ノイズキャンセリングを利用していると、近くでマウスのクリックボタンを連打しても全くスイッチ音が耳に入ってきません。これだけ効果的であれば、音楽再生時に周囲の雑音が気になることはまず無いでしょう。
音質について、ベーシックタイプのMDR-1Rと比較した場合には、残念ながらMDR-1Rの方が上でしょう。MDR-1Rでは耳につくような音を感じさせず、かなり高い方までスムーズに伸びていくという印象があるのですが、MDR-1R NCでは妙に頭打ちという感じがします。
この製品のメリットは純粋な音質というよりは、抜群のノイズキャンセリング効果であると割り切って買うべきでしょう。一般的なリスニング目的であれば、MDR-1Rのコストパフォーマンスはずば抜けていると思いますから。
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購入金額
16,910円
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購入日
2014年03月22日
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購入場所
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