5,400rpmで80GBに対して2枚プラッターですから、シーケンシャル速度は今となっては見るべきものはありません。ただ、搭載しているバッファメモリは16MBあり、当時の同クラスの水準を大きく超えるものでした。当時は4,200rpmの標準クラスで2~4MB、5,400rpmの上位モデルで8MB程度が一般的な水準だったと思いますので。
生憎ベンチマークの結果などは残っていないのですが、このシリーズの後に発売されたMK8032GAXでは、回転数こそ5,400rpmのままとなっていたものの、バッファメモリは8MBに削減されていて、体感速度ではMK8026GAXの方がむしろ良好だったと記憶しています。もっとも、省電力性能ではMK8032GAXの方が優れていたようですが。
当時主に組み立てていたのはThinkPad X22~X24でしたが、これらの製品に標準搭載されていた4,200rpmの20GBクラスと比べると体感速度の差は歴然としたものでした。丁度この時期には特売などで比較的安くこのHDDを入手出来ることが多く、40GBモデルのMK4026GAXなどと共に安売りを見る度に買っていたように思います。
今では搭載されているPC自体を使う機会が無くなってしまっていますし、SSDどころかSATAのHDDと比較しても決して快適とはいえない性能でしょう。それでも当時の「速いHDD」という印象は未だに強く残っている製品です。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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