検証台ことまな板が欲しいと思っても、通常のPCケース並の値段を払うのが嫌な人向けの安いアクリル製ベンチ台。

　アクリル板て結構高いんですよね。実際、他のアクリル製PCケースをみてみると1万以上のものが普通です。そういう意味でもサイズは頑張った。のかもしれない。

　箱はなんとなくノートPCを思わせるパッケージ。でも軽い。

　しょせんアクリル板が入ってるだけですから。 

　中はスカスカ。でもなんとなくノートPCを思い浮かべるんですよ。思うだけですが。

　こちらがメインの板。

　なんか非常に汚い。

　手にすると汚れるくらい。

　と思ってたら、保護用ビニールが貼ってありました＾＾

　組立前に剥がしておきます。

　そして組立完了。

　足回りや、電源用プレートとか、何気にパーツ点数は多いですね。組み立ても地味に面倒なので少し時間かかりました。 

　組立後にそっとシールを貼っておく＾＾

　このために赤色選びましたから。

　電源部分は、ATX電源の半分くらいのサイズしかありません。なのでネジで止めるのは2箇所のみと少し心もとない。

　VGAを支えるポールも付属しますが……、なぜか噛み合わせが悪い。しっかりネジ止めしようとするとVGAの端子が折れるんじゃないかと思ったくらいです。まぁ、VGA側が規格通りじゃなかったんでしょうね……。

　パーツはすべてネジ止めする方式になっています。

　板の下、真ん中寄りに5インチドライブと3.5インチドライブが取り付けられます。このベンチ台を使用するなら、不必要でも5インチドライブは用意したほうがよさそうです。ドライブも含めてベンチ台の剛性を出す設計と見受けられます。取り付けないと、足回りがグラグラして非常にバランスが悪くなります。 

　私は取り付けなかったので、常時バランスが悪い状態となっています。これがちょっとストレス　(´д｀) 

　マザボ、電源、搭載状態！

　何度かレビューでも使用しているので、先に出してる写真ですが＾＾

　電源がベンチ台の端に来るため重量バランスが悪くなります。マザーを載せていれば何とかなりますが、マザーの載せ替え時などは電源を外しておきたくなるくらいです。

　(ﾟ∀ﾟ) ENTERTAINMENT EDITIONカッコイイ！！　

　どうでもいいですね。

　さて、サイズのアクリル製ベンチ台。経過は実に塩梅悪いです。

　まな板を買うのは初めてだったので、結構期待していたんですけどね……。 

 先にも書いたとおり、まずバランスが悪いのです。電源を端に載せているので、すぐに倒れそうになります。

　アクリル板1枚ということもあって剛性も皆無です。手で持つとたわみます。これがすっごい気になる。

　後、当然ながら使っていない時でも上に物が置けない（重要）！　

　狭い部屋なので、上に物が置けない、バランスが悪いから物の上に置けないというのは非常に具合悪いです。

　だんだんイライラが募ってきて、結局いろいろ重ねられるPCケースを使うことにしました。 ATXマザー1枚の大きさからATXタワーケースに変更するなんて本末転倒な気もしますが、こちらのほうがむしろスペースを節約できそうですから不思議ですね。

　まぁ、私の場合は極端な話になるかもしれませんが、このベンチ台はやはり価格なりの製品である。そう断言するしかないと思います。

　せめて、クーラーマスターとかのスチール製にしておけばよかったなどと後悔している有様です。