これを読んだらおそらく北方版「水滸伝」も読みたくなるのだろう。
それは後々の楽しみにとっておこうと思う。
北方謙三のハードボイルド作品は一度も読んだことがないのだが、土方歳三を描いた「黒龍の柩」と藤原純友の「絶海にあらず」を読み、その圧倒的筆力の虜になった。
昨今の歴史小説では題材としてあまり選ばれることのない平安時代や南北朝の動乱期を舞台に、躍動感あふれる骨太な描写は、司馬遼太郎や宮城谷昌光などの世界とはまた別の魅力に満たされている。
ブックオフで全巻揃いを見つけたのに所持金が足らず1~3巻まで買って、翌日出直すと4~8巻が売れてしまっていた。そして新品で買った「ミレニアム」の3がとってもきれいな状態で上下巻売っていた。
05/jun/2013
プールサイドで読んでおります。
開くたびに、この島に似つかわしくない物語りだなと思うのですが、持ってきて本当に良かった。
劉備の心の在り様が、今とても励みになるような感じがします。
09/jun/2013
今日、呂布が戦死した。
出陣前の李姫とのやり取りを読んでいて目頭が熱くなった。
愛馬赤兎の哀しみ・・・なんて物語りなのだろう。
プールサイドで夢中になって読み耽っていたら、オデコがヒリヒリするほど焼けていた。
-
購入金額
0円
-
購入日
2013年05月02日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。