購入当時は中判カメラを使用しており、しっかりとしたものが欲しかったため安定度に定評のあった本製品を選定しました。価格は正確に覚えていませんが、確かこのくらいだったと思います。
実は他の三脚をあまり使った事が無いため、他と比較するのは非常に難しいのですが、まず雲台がガッシリしており、中判の重たいカメラを載せてもビクともしません。もちろん35mmの一眼レフに300ミリくらいの望遠を付けても、何の不安も無く安定しています。ファインダーを覗いてみると分かりますが、望遠でもフラつきににくく、揺れてもすぐにスッと治まります。
ハンドルで操作する可動部は非常に滑らかに動き、止めたいところでピタッと止まります。ハンドルを締め込んでいっても不意に位置がズレることがないので、位置決めが容易に行えます。
ハンドルの無いネジも大型でローレット加工がされているので、確実に締め込む事ができます。
エレベータはローレットネジを緩め、レバーをクルクル回転させることで昇降します。軸径が太いので目一杯伸ばしてもグラつきはありません。
ただ、このガッシリ感を実現するために肉厚の材利用等を使用しているため、本体重量が3.7kgとハンパ無く重いです。ちょっとした風ではびくともしませんが、持ち歩くと体がボロボロになりますw
持ち運び用のショルダーベルトが付いていますが、思い切り細いので、長時間肩に掛けていると肩に食い込んで痛い思いをします。何とかしないとと思いつつ今日に至りますw
脚部の造りも悪くなく、開き具合もスムーズです。
伸縮時は脚の先端部分に付いているリングを緩めて行いますが、中の気密性が高いのか、注射器で空気を吸ったり出したりする時のような抵抗感があります。その分動きはスムーズではありますが、急いでいる時は少々イラっと来たりしますw
頑丈さが売りの三脚なので、デザイン的には男らしいというか無骨な感じですが、プロ用っぽい感じがして気に入っています。外観的にはかなりボロくなってしまいましたが、雲台や足の動きは今でも非常に滑らかなので、長く使える三脚だと実感しています。
なお、数十年ほとんど仕様が変わっていないため、今でも普通に同じものやパーツが手に入るので、今後も末永く使っていけるという安心感があり手放せないアイテムです。
■仕様
□最大高:2,060mm
□最低高:650mm
□縮長:720mm
□重量:3.7kg
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購入金額
50,000円
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購入日
不明
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購入場所









タコシーさん
2013/04/23
カメラを固定するのですから雲台が転けては怖いですよね
私はこういう三脚が使えるように腕を磨きたいですね
izappyさん
2013/04/23
望遠レンズを使う時は特にありがた味を感じます。
きゃしゃな三脚でも見た目には保持できているように見えますが、ファインダーを覗くとプルプルと揺れているのが分かります。こんな時は高速シャッターで凌ぐしかありませんが、光の具合や絞りの関係でどうしょうもない場合は三脚があってもブレてしまうことがあります。
そう考えると、初めからしっかりしたものを買うというのも腕を上げる早道になるかも知れませんね。。。
vingt-et-unさん
2013/04/27
うう・・・耳が痛いですwww
いつか私も>持ち歩くと体がボロボロに<なるような三脚を買おうと思います。
izappyさん
2013/04/27
センスあふれる素敵な写真を撮られているvingt-et-unさんなら、何を使っても大丈夫です!