AMDがAPUやらGPUを使っているユーザー向けに提供している Android アプリを Windows PCで動作させる環境が、AMD AppZone Player, Powered by BlueStacks です。

BlueStacks App Player がベースとなってて、別に APUやRADEON HDじゃなくっても起動するようですが、GPGPUを利用しているからか i5-3570Kにほとんど負荷をかけていません。

タッチパネルがないのですが、キーボードとマウスでもそれなりに使えます。

Android端末をキーボードとマウスで使うより使い勝手はいいですね。
日本語は表示はOKですが、入力はできないようです。

simeji をインストールしたところ問題なく変換できるようになりました。

ただし、HOME画面の検索ウィンドウはだめっぽいです。

App Store として利用可能なのは、

1. Get Jar
2. Amazon App Store
3. 1Mobile
4. Google Play Store (ウェブからのみ)

です。

ちなみに Google Play Store は T-Mobile Samsung GT-N7000として見えてます。

GT-N7000ってのは、Galaxy Noteのグローバルモデルだそうですよ。

残念ながら radiko.jp for Android は ダミーのGPSが有効になっていると動きません。

それ以外の らじる★らじるとか、電子書籍類はちゃんと動作してます。

らじる★らじるは、音質もまったく問題なし！

Reader を呼び出すと、ちゃんと読めます。

ページングもスムーズです。

モノクロのもの出しましたが、カラーでもスムーズですよ。

KOBOはページングは Readerより遅いのですが、それでもカラーでちゃんとうごきますよ。

ずっと起動しっぱなしですが、邪魔にならないので重宝してますよ。

さらに zigsowにログインしてみました。

あれ、結構サクサクですよ。うちのREGZA TABLET よりはレスポンスいいですねぇ。

ちなみにPC環境は i5-3570K + HD7770 + RAM16GB / Windows7 64bit です。

補足

Google Playは、Go Launcher EXなどランチャーを切り替えればちゃんと使えます。

Android System Info をインストールしてみました。

IPアドレスが、ClassAサイズのプライベートIPアドレスです。

ホスト側でNATしているということでしょうね。

Twonky Beam で DLNAクライアントが見つからないわけです。

CPUがホストのCPUと同じですね。Android x86版ってことなのかな？

OSは Android 2.3.4 でした。

YouTubeについては、ブラウザ経由で視聴できます。

全画面 (1024x768)になりますが、文字のにじみからHDモードではなく 縦240のコンテンツを引き延ばしてる感じですね。

元ネタはこちら

YouTubeアプリはインストールはできますが、Google Play開発者サービス をインストールするように要求され、インストールしようとすると、
「同じ共有ユーザーIDを使用する他のアプリケーションと互換性がありません。」というメッセージによりインストール完了できません。

Google Play 開発者サービス、英語名 Google Play Services といいますが、

http://developer.android.com/google/play-services/index.html

にあるように、

アプリ開発者が、Googleアカウント, Google+, Maps, Playサービスを使うため、またapkの自動更新を行うために利用されるものです。

YouTubeはこれをつかってますし、おそらくGMailなど他のGoogleサービスも使ってるのではないかと思ってます。

日本語の説明があんまりないうえに、ちゃんと説明しないうち自動更新され、いろいろと古い端末で悪さをするようにみえるため、評価１という残念な状態はいい加減解消したほうがいいと思います。

追記 

Quadrant Standard Editionの結果です。

スマホに対してメモリとI/Oが圧倒的に勝ってますね。

CPU: 3965, Mem: 14653, I/O: 11036, 2D:1000, 3D:1921

2コアだけ負荷上昇がありましたが、４コア合わせても35%程度しかあがりません。