れいんさん

テープベースがぼろいものは切れます。
もっと昔のアセテートベースとかは無理ですが、手持ちでだめだったのは
テープベースの問題ではなく、磁性体とテープベースをひっつけるバインダ（接着剤）が原因だったもので、

ひとつは、テクニクスのオングローム。
これは真空蒸着層がぼろぼろはがれてきます。ヘッドを汚してくれます。

もう一つは、もっと古いSONY DUADです。
DUADは TypeIII という CrO2 と 酸化鉄系の二重塗りだったからか、
バインダが弱くぼろぼろ記録層が剥げます。

参考
http://compactcassettes.jp/sony/sonyduad201.html


なお、クロームはメタルテープと違って保磁力がそれほど強くないのですが、
意外にテープ間での転写などはありませんね。