基本CPU(厳密にはBIOS/EFIも対応している必要もある)が仮想化支援機能(VT-x等)に対応していれば最低限の機能を誰でも試すことができます。
Ver4まではNICの相性がシビアだったようで一部のものしか認識しないようでしたが、だめもとでVer5をインストールしたところあっさり認識しました。
MSIのE-350搭載マザーとGIGABYTEのH61廉価マザーのオンボードNICを問題なく認識しました。
ESXiのインストールはCUIベースですがインストール方法は様々なサイトで紹介されているのでエラーがなければスムーズに進むと思います。
管理はWindows機にインストールされた専用ソフトより行います。
ただ、私の環境では管理機のCDドライブの認識がいまひとつの時があり、管理ソフトを再起動しないと認識しないことがありました。ソフトが原因なのかハードが原因なのか今も不明です。
光学ドライブ(SATA接続以外は×)は使用頻度が少なくともESXiサーバーに接続した方が事がスムーズに進みます。
仮想化をする上でどのくらいのスペックが必要であるかということは動かすまでわからないというのが今の現状だと思います。
私はE-350とPentium G640で仮想化を試しましたがどちらにおいても予想とは違う結果がでることがありました。
例えばCPUのリソースで1.6Ghzもあれば1コア割り当てても問題なく動くだろうと考えていました。
もっと詳しく調べる必要がありますが当方の環境では、1コアだけ割り当てたときWindows(GUI)を快適に動かすためには最低2GHzは必要という結果がでました。これはただWindowsを起動しただけの状態であり、このWindows上で作業する場合はもっと高いクロックやコア数を要求されます。1.6GHzのE-350では1コアだけ割り当てた状態ではWindows Server(GUI)を起動するだけで精一杯でしたがG640ではCPUに余力がありました。ESXi管理ツールで負荷状況を確認してみるとE-350はほとんど上限値までCPUを使用しているのに対し、G640は割り当てたCPUリソースの2/3程度の消費でした。
CUIのOSは最低どのくらいのクロックがあればいいかはまだわかりませんがUbuntu Server を動かしたときはE-350、G640ともに問題なく動作しました。若干パワーがないもののE-350でもCUIベースのOSであれば2つ動かせると思います。
CPUの選定も大事ですが一番重要なのはメモリーです。とにかくメモリーの消費は激しいです。CPUを若干ランク下げてもメモリーだけは絶対に少なくしてはいけません。
私が参考にさせていただいているこちらのサイトに詳しく書いてありますのでそちらを参照願います。
http://www.geocities.jp/sugachan1973/doc/funto79.html
2コアのCPUでは正直ESXiで運用する意味はあまりないと思います。
多コアのCPUである程度のリソースを与えないと実用は難しいかと思います。
とはいえ、設定等やっていると奥が深くなかなか面白いのでぜひ試してみてください。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
VMware
カーリーさん
2013/03/28