東日本大震災後、もしもの時に備えて購入したLEDランタンです。
通常は寝室に常備しており使用頻度は低目ですが、車で旅行する時などに持っていくこともあり、非常時だけでなくアウトドアなど様々なシーンで広く役立っているランタンです。
■アメリカ仕様のOEM品
本製品は『GENTOSエクスプローラ プロフェッショナル』のアメリカ向けOEM商品で、外観上は全く同じ形状であり、ボディカラーと品名の印刷が異なりますが、同じ金型を使って作られたのは一目瞭然です。
機能面については、基本的な機能や操作方法は全く同じですが、大きく違う点は「光色」と「照度」になります。GENTOSの方は色温度が低めの「暖色系LED」を採用し、対する本製品は色温度が高く青白い光りを放つ「寒色系LED」を採用しています。
照度的には、GENTOSが280ルーメンの明るさなのに対して、本製品は240ルーメンと若干数値的に下がっていますが、人間の目というのは不思議なもので、同じ照度でも色温度が高い方が明るく感じる傾向があるようなので、もしかしたら本製品の方が遥かに明るく感じるかも知れません。(仕事でLED照明を扱うことがあり、様々なテストをした経験則ですが、個人差など偏りがあるかも知れません)
これはあくまでも推測ですが、アメリカ向け仕様だから色温度が高いのではなく、トータルコストを下げるために安価なLEDチップをチョイスしたら、結果的に色温度が高くなってしまったということではないかと思います。
何はともあれ、購入動機となった非常時用と考えれば240ルーメンあれば十分明るいと実感しています。
■様々な状況に対応できる使い勝手の良さ
普通に置いて使うのは勿論のこと、ホヤ(レンズになっている部分)を外した状態で吊るして使うことで変な影が出ず、電灯のように部屋を照らすことも出来ます。
■電池長持ちで頼りになる
使用する乾電池は単一形でLEDとの組み合わせで非常に長持ちします。通常モードで40時間、節電モードでも90時間、点滅モードだと150時間程度持つとされています。購入してから約3年間電池交換をしていませんが、まだまだ使える感じです。ちなみに前面スイッチの上に丸い小窓があり、よく見ると5秒に1回点滅しています。これにより暗闇の中でも本体を見つけられるということで、細かいところにも配慮されています。購入してから1年くらい経った時に気が付きましたw
■唯一演色性が低いのが残念
本製品の青白いLEDはとても明るく感じますが、本製品で採用しているLEDは演色性が低いようで、色の再現性に少々難があります。夜間このランタンの明かりで食事をすると食べ物があまり美味そうに見えないという欠点があります。また、この明かりの下だと何となく落ち着かないような気がしますので、緊急用または明かりの確保のみとして割り切って使った方が良いかも知れませんね。
■仕様
・品名:Rayovac Sportsman Extreme 240
・サイズ:W85×D85×H185
・重量:565g
・4W-LED(高輝度チップ)
・3モード切替式(通常、節電、点滅)
・240ルーメン(通常モード)
・本体認識表示灯(5秒感覚)付き
・キャリングハンドル
・吊下用ハンガーフック(ビルトイン)
・防滴仕様
・単一形アルカリ電池×3本(別売)
■販売価格について
購入当初は震災直後だったので、オリジナルのGENTOS製品が品切れまたは通常の数倍の高値で取引されており、とても手が出せる感じではありませんでした。一方本製品は逆輸入もので3900円と当時としては比較的低価格だったので購入しましたが、現在ではGENTOS製も価格が落ち着いて本製品よりも遥かに安く手に入るようになりました。
やはりこういったものは、平穏な時というか普段からきちんと備えておいた方が良いと感じました。
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購入金額
3,900円
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購入日
2011年05月頃
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購入場所
Amazon
タコシーさん
2013/03/26
が、我が家では小さいソーラー充電LEDライトを買っただけです(ついでですが)
日本人の特性宜しく、直ぐ忘れる、そのものずばりです
izappyさん
2013/03/26
あの時はランタンや電池等が品薄になって、価格もグワーンと高騰して大変でしたが、今ならだいぶお安く手に入りますw
最近もまた地震が多いようなので、ちょっと備えを見直そうかと思っています。