「ああっ女神さまっ」は藤島康介の長寿マンガ。気がつくともう20年ほど続いていて、先日も40何巻かだかが売り出されていた。cybercatは藤島の描いた本作の前作(というか実際には先行作で並行していたが)「逮捕しちゃうぞ」を読んでいたので、その流れで漫画に手を出した。あらすじとしては「たったひとつのお願い」をかなえる神のシステムにおいて派遣された女神ベルダンディーに対して平凡ででも善良な主人公が「そばにいて欲しい」と願ったことからはじまるラブストーリー。それにベルダンディーの姉妹がチャチャを入れ、彼女らの属する世界が神の世界なので超常現象やいわゆる超能力っぽいイベントや能力もあって、現実にはないおもしろさがある。さらにヒロインたるベルダンディーはきまじめな性格だが、その姉妹が魔族の血を引くクラッシャー?の姉ウルドとベルダンディーと似た容姿で一見おしとやかながら実はメカフェチでトラブルメーカーの妹スクルドということで様々な出来事に巻き込まれる...という様なお話しだった...はず。
コンプ癖のあるcybercatとしては珍しく脱落したモノの一つ。(そこが良いともいえるのだが)サザエさん的進展のなさにちょっと飽きてきて。でも最初の数巻のあたりは熱心に読んでいたので、その頃買ったのがこのイメージアルバム。つくりとしては3姉妹の女神がそれぞれ歌うという趣向。実際にはアニメ化もされたこの作品の声優が歌っているのだがっw(ベルダンディー=井上喜久子、ウルド=冬馬由美、スクルド=久川綾)。
手がけたのはSAMURAI GIRLやジャングルウォーズ の音楽も担当した安田毅。打ち込み中心にギターなど数種の楽器でスタジオやミュージシャンを使う。曲調としては1980年代ポップス?という感じのつくり。
アルバムは1980年代アイドル歌謡のような「しあわせが加速する」で幕を開ける。3役の声優が交互に歌うポップな曲。懐かしい感じの音色のシンセソロがイイ感じのアイドル系の曲だが、見事に3人?の女神の印象が感じられる声優の配役というのがいいな。「女神はうたう」はヒロインたるベルダンディー(役の井上)が歌う曲。アイドル調の典型的な8ビートの曲で、音程がちょっち不安定なのもそれ風?wエレアコのギターソロはイイ感じ。
「流れ星を待つ少女」はディストーションギターを模したような太い音のシンセサイザーの音ではじまる中森明菜の初期のような曲。当然?歌うのはウルド(役の冬馬)で、声質がドスが利いてるのでソコソコ形になっている。
“Singles”というタイトル通り、どうも3女神のイメージソングとして出されたものをコンピレーションしたものらしい。まぁ勢いで買ってしまったシリーズの一つだけれど、この作品からOVA~映画~TVシリーズへと盛り上がって行く女神さまわぁるどの起点に近い商品というところに意味があるのかな。ま、当然?初回盤は押さえてはいるんだけどネ!
【収録曲】()内担当女神?
1. しあわせが加速する (ベルダンディー+ウルド+スクルド)
2. 女神はうたう (ベルダンディー)
3. 女神さまっとお呼び! (ウルド)
4. 子供扱いしないでよ (スクルド)
5. 流れ星を待つ少女 (ウルド)
6. 愛情 (ベルダンディー)
7. 捕まらないよ (スクルド)
8. 放っとけないのさ (ウルド)
9. 女神の気持ち (ベルダンディー)
10. ワルツであいさつ (スクルド)
11. 星空召喚 (ウルド)
12. 恋の法則 (スクルド)
13. 僕と生きることが君のしあわせ (ベルダンディー)
14. 神さまの伝言 (ベルダンディー+ウルド+スクルド)
「女神はうたう」
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購入金額
3,000円
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購入日
1992年頃
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購入場所
白輝望さん
2013/03/24
に私も流れました。
今でもたまにOVAでアニメの新作が出たりとすごいと思います。
初期のOVAもちゃんと見ましたが、あのOVAの終わり形もなかなかいいなぁと思います。でもそれ以前にCDがあったとは知りませんでした。
cybercatさん
2013/03/24
>逮捕しちゃうぞ→ああっ女神さまっ
やはりその流れですよね~
自分はこっちはコミック9巻までしか持ってません(上記写真は一部)。
>でもそれ以前にCDがあったとは知りませんでした。
レビュー書くために調べていると、コレよりさらに前にドラマCDもあったみたいですね。
ryo157さん
2013/03/25
コレのシングルを友達から勧められたのがキッカケで「ああっ 女神さまっ」にハマったのを思い出しました(^_^;)
その後に、もちろんSinglesや特典王も買いましたよ(笑)
cybercatさん
2013/03/25
>「ああっ 女神さまっ」にハマった
魅力的なキャラと藤島の上手い絵で一時期一世を風靡しましたよね~。