元々海外のシェアウェアでしたが、本家サイトで日本語版もダウンロード可能でした。また、アプリックスが多くのスキームを同梱した日本語版パッケージを販売していました。これが本製品となります。アプリックスからサンプルとして頂きました。(現物の箱は捨ててしまいましたがCDはどこかにある筈ですw)
画面上に見えるほとんどのアイテムをカスタマイズできるので、自分好みのデスクトップを構築することができました。このユーティリティの良いところは、スキームファイルを自作して配布できるということでした。なので、実用的なものから非実用的なものまで世界中で様々なスキームが作られました。
実用面でいうと、実際のところ純正の状態、つまりこのユーティリティを使わない方が絶対的に実用的でしたが、オリジナリティを楽しむという意味ではMacを使う楽しみの一つにもなっていた気がします。
そんな訳で一時期スキーム作りにどっぷりとハマっていました。
スキーム作りに必要な基本ツールはこちらの2点です。
・画像編集ソフト(フォトショップ等)
・ResEdit(リソースエディタ)※要改造
超ザックリと作り方を説明すると、画像編集ソフトで加工した絵をリソースエディタ上のスキームファイルに貼付けて、制御する値を設定していけば出来上がります。ただ、リソースの数がかなり多いので、私の場合は完成までに数ヶ月は要していましたが、人によっては3日くらいでサッと作ってしまう人もいました。
私が作るスキームは残念ながらどれも非実用的でしたorz
とはいうものの、このソフトが日本でパッケージ発売される時に、私のスキームも数多く収録して頂きました。ただ、今思い返すと発売した時はすでに衰退期だったと思いますw
その後、Mac OS Xが出てからというものはOS X用のテーマいじりにハマって、その時点でスキーム作りは終了となりました。暫くしてOS X用のテーマをスキームに移植したりもしましたが、それが最後の作品となりました。
あの頃はスキームを公開すると英語のメールがドバドバ来て、それの返事や対応に追われて大変だった記憶がありますが、今みたいに変なメールはほとんど来なかったんですよねぇ...あぁ懐かしい...w
ちなみにWindowsでもWindow Blindsというユーティリティがあって、それに移植されたり(勝手にw)したこともありましたっけ。。。
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購入金額
0円
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購入日
1999年頃
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購入場所
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