本体仕様は左右の2ボタンとカウント精度の切り替えスイッチのみというシンプルなものです。カウントの精度は100、200、400dpiに対応していました。
ボタンのクリック感は、一般的なマウスのそれとは大きく異なっています。そもそも「カチッ」というクリック音のようなものが発生しません。低い「コツ」という音が少し出る程度です。
一見すると、私がPC-9821Ap3を新品で買った際に付属してきたマウスと、見た目では全く差はありません。強いていえばカウント数切り替えスイッチの有無で見分けられる程度です。
しかし、購入後1年程度で壊れた標準添付品とは異なり、PC-H98-U01はとにかく壊れません。現在使っているのは2000年頃購入したものですが、現在に至るまで一度もスイッチが壊れていないのです。かつてはメインマシンとして酷使していたPCに接続されているのですが…。
強いていえば、ごく普通のボールマウスであるため、ボールがすり減って動きが悪くなったため、壊れたマウスのボールと交換したことはありましたが、不調に陥ったのはそのときぐらいです。
PC-9800シリーズ用のマウスは入手困難になるだろうと思い、このマウスの未使用品が安売りされていた際にまとめ買いしてあったのですが、現在使っている1個以外は未だに未使用のままです。
実はメーカー希望小売価格10,000円という妙に高級なマウスではあるのですが、それでも10年故障せずに使えるのなら安いものです。
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購入金額
200円
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購入日
2000年02月15日
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購入場所
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