■ シンプルなデザインの Bluetooth マウス（ファーストインプレッション）

マイクロソフトからシンプルなデザインが目を引く、BlueTrack テクノロジーが搭載された Bluetooth 対応の Designer Bluetooth Mouse がリリースされました。

曲線的でシンプルなデザインが特徴です。 

シンプルなデザインで Bluetooth に対応した「デザイナー Bluetooth マウス」

タブレットや PC に Bluetooth が搭載されていればワイヤレスですぐに使用することができます。

省電力化された最新の Bluetooth 4.0 に対応しています。

マウスのトラック方式は、Laser Technology より正確で、さまざまな素材の上で安定した操作が可能な BlueTrack Technology が搭載されています。

サイズは、縦が 107 mm、横が 60.1 mm、厚さが 25.8 mm で一般的な単 4 （AAA LR03）2 本のバッテリーを含んだ重量は 80 g になります。

上から見ると縦長の丸みを帯びた長方形で、左右対称のデザインです。

丸みを帯びたやさしい曲線的なデザイン

本体の上部にはマイクロソフトのロゴがデザインされている

クリックボタンは、右と左が一体化したデザインです。

ボタンは、右と左、スクロールホイールの 3 箇所と、スクロールホイールがあり一般的なスクロールマウスと機能は同じです。

クリックボタンは右左が一体化している

スクロールホイールは、カチカチとロックがかかりながら回転するタイプです。

しっかりした作りになっています。

スクロールホイール

横からのシルエットで、薄さがわかります。

マウス前側を横から見たデザイン

前から後ろの緩やかな曲線デザインがきれいです。

斜め後ろから見たシルエット

本体の背面のデザインもシンプルです。

本体背面

本体背面の枠には、光沢がある素材が使用されデザインされている。

コーナーは丸みを帯びていて枠にはマウスを滑らせるための加工が確認できる

背面の中央あたりには、電源と Bluetooth のペアリングのボタンがあります。

ペアリングにはボタンを 3 秒間押し、電源のオン・オフはボタンを 1 秒間押します。

電源と Bluetooth のペアリングのボタンが確認できる

BlueTrack Technology のマークが確認できる。

トラックには BlueTrack Technology が採用されている

バッテリーの収納は背面からおこなうことができます。

バッテリー収納部分のカバー

バッテリーの収納部分のカバーにはマグネットが使用されていて、マグネットの力で閉じられています。

カバーを取り外すには、本体後ろ側のでっぱり部分を押すとパカッと開きます。

この仕掛けが面白い。

バッテリー収納部分のカバーはでっぱりの部分を押すと浮く仕組み

バッテリー収納部分のカバー

カバーの本体前側部分は斜めにカットされているのがわかる

カバーを裏側にして閉じようとしても、マグネットの力で弾かれてしまい閉じることができません。

カバーの裏面

バッテリー収納部分の本体側を見るとカバーと同じように斜めにカットされている

バッテリーが触れる端子の部品が凝っています。

よく見かけるバネなどではなく金属の端子になっていて、マイナス側はバネの力でバッテリーを支える仕組みになっています。

電池のマイナス側の端子

電池のプラス側の端子

アルカリ乾電池 2 本が添付されています。

使用するバッテリーのサイズは単 4（AAA LR03）で 2 本使用する

■ お気に入りのマウスと外観を比較

お気に入りの Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000 と形状の違いを確認してみます。

長さは 15.2 mm ほど長く、3.4 mm ほど幅が広い。

お気に入りの Notebook Mouse 5000 と大きさの比較

高さは Designer Bluetooth Mouse のほうが低いです。 

高さは Notebook Mouse 5000 より約 12.3 mm 低い

重さは Designer Bluetooth Mouse のほうがバッテリーを含め 8 g 軽いです。

前からのシルエット

後ろからのシルエット

シンプルでコンパクトしかも軽い。

薄いので、タブレットと一緒に持ち運びやすそうです。

■ Windows タブレットとの相性は抜群

Windows タブレットと組み合わせて使用してみました。

Windows 8.1 が搭載されているほとんどの Windows タブレットには、標準で Bluetooth が搭載されているはずです。

Windows タブレットで Bluetooth の機能がオンになっていれば、ペアリングするだけですぐに使用できるようになります。

マイクロソフトが提供する次期 OS の Windows 10 のテクニカルプレビュー版でペアリングをおこなってみました。 

Windows 10 Insider Preview で Designer Bluetooth Mouse をペアリングする

ペアリングは簡単で、Designer Bluetooth Mouse を初めてペアリングする場合には、電源を入れるとすぐにペアリングの準備が始まります。

ペアリングの準備中は、マウスの表面のインジケーターが点滅します。

ペアリングの準備が行われない場合には、背面のボタンを 3 秒間押し続けます。

するとインジケーターが点滅を開始するはずです。

Windows タブレットと相性抜群

バッテリーの装着がやりやすい

バッテリーの装着が完了するとトラックがブルー点灯して使用することができるようになる

Windows タブレットと接続が完了するとインジケーターが消灯する

コンパクトで軽いので Windows タブレットと持ち歩くにはいいですね。

Windows タブレットをカフェなど机がある場所などで Web の閲覧をおこなう場合にマウスがあると快適に使うことができます。

また、配線がないのでスマートに Windows タブレットを使用することができます。

■ いろんなところで使ってみた

使い勝手は抜群で、光学マウスでトラックが苦手な光沢がある机や凹凸がある絨毯の上などでスムーズにマウスの操作をおこなうことができます。

電車の中で Designer Bluetooth Mouse を使ってみた

電車の中では、シートや光沢があるテーブルなどの上ですいすいマウスを使うことができました。

電車の揺れで操作ができないということはありますが、使用する場所を選ばずトラックすることができるようでした。

唯一、ガラスの上では思うようにトラックすることができずにカーソルをスムーズに動かすことができませんでした。

BlueTrack Technology の詳細について説明されている Web サイトなどにも記載されていますが、透明ガラスや鏡の表面では使用することができないようです。

URL：Bluetrack Technology について

透明なガラスの上での使用はできないようだ

ただし、ガラスでも処理の仕方によってはスムーズにトラックすることができるようです。

半透明のガラスの上や光沢がある書籍の上などでトラックしてみました。

トラックを試してみた材質

・半透明のガラス

・半透明のガラス下に金属がある部分

・光沢がある黒いプラスチック

・光沢がある書籍

・透明なクリアファイル

・茶色のクリアファイル

さまざまな材質の上で試してみた

Designer Bluetooth Mouse をいろんなところで使ってみた

材質をあまり選ばすトラックすることができ、さまざまな場所でマウスのカーソルをスムーズに操作することができます。

Windows タブレットなどと持ち出して、モバイル環境で使用するには最適なマウスですね。

もちろん、オフィスなどで使用しても快適な操作をおこなうことができます。