しかしμPD720200の仕様上、USB3.0のコネクターは2つだけしか提供されず、複数の機器を同時使用するには心許ない仕様ですので、有効活用のためにはUSB3.0対応のハブが欠かせません。
USB3.0を使うようになってからPlanex PL-US3H400-WHを購入して使っていました。この製品はセルフパワー対応でありながら、新品で2千円割れと格安だったために買ったもので、コストパフォーマンスには満足していたのですが、先日このハブが何を接続しても一切デバイスを認識しなくなってしまいました。どうやら故障したようです。
今まで使えていた環境が急に使えなくなるというのも不便を感じますので、特に安いというほどの価格でもないのですが近所の家電量販店で買ってきたのがこのハブです。
私がUSB3.0を愛用しているのは転送速度以上に給電能力の余裕を気に入ったためですので、バスパワーのハブでは魅力が半減してしまいます。そしてセルフパワーの製品でというと、この辺りが最も手頃な価格帯となってしまっていました。
取り急ぎ繋ぎ替えてみて気付いたのは、以前のPL-US3H400-WHではUSB3.0で認識出来ないことがあった、ADATA製のUSB3.0対応USBメモリ、S102 8GBも安定してUSB3.0の速度で動作するようになってくれました。この製品がUSB3.0で動かないことがあったこと自体が、PL-US3H400-WHの動作が安定度を失っていたことの表れかもしれません。
公称スペック上はPL-US3H400-WHもU3H-S410SWHも、殆ど差はありません。ただ、本体サイズはU3H-S410SWHの方が小さく、またUSBコネクターの並び方も横一列に4つが並ぶPL-US3H400-WHに対して、横一列に3つ+側面に1つと距離や向きを分けているU3H-S410SWHという差があり、細かいところで使い勝手は向上しています。
また、添付のACアダプターについても、仕様面では同等なものの、メガネケーブルとアダプター本体とに分割できるU3H-S410SWH添付品の方が使い勝手は良好です。
残念ながら価格面では大幅に高くなってしまっていますが、その分使い勝手で不満に感じていた部分が概ね解消されているということで、悪い買い物ではなかったという気はしています。あとは1年半で壊れないことを祈るだけです。
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購入金額
3,781円
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購入日
2013年03月10日
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購入場所
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