米米CLUB。K2C、※※とも。再結成して現在も活動を続ける長寿バンドだが、当時のメンツはメインボーカルと司会?のカールスモーキー石井こと石井竜也、コーラスとサックス、芸能?担当のジェームス小野田、ベースのBON、ギターは博多めぐみこと坂本琢司、キーボードはジョプリン得能、ドラムスがRYO-Jという布陣。他にラッパ隊BIG HORNS BEE、コーラス隊SUE CREAM SUEがいる大所帯のファンキー芸能歌謡曲バンド??
後にCharと組んで味のある歌を聴かせる石井竜也
も、まだその片鱗くらいで、イロモノバンド扱いされていた頃。“SINGLES”というシングルカットされた曲をあつめたような風情だが、実はほとんどB面コレクション、といえるもの。バンド自体も5thシングルでのちのちまで永く歌われる名曲「sûre danse」、ブレイクした7thシングル「KOME KOME WAR」以前で、めぼしいものはトップの2ndシングル「Shake Hip!」くらい。
その「Shake Hip!」。後々まで歌われ、4年後に別バージョンが再シングル化されたダンスチューン。後のバージョンはブレイク後でもありヒットチャート一桁まで上昇するが、こちらは売上自体はパッとしなかった。英語調発音の日本語でビート感を出す、特徴あるカールスモーキー石井のボーカルが聴かれるが、まだ「ノリ」きっていない。でもあの印象的な声と巻き舌の発音でオーラは出てるが。
「加油 (GAYU)」。もう一つのシングルA面曲(3rdシングル)。静かな導入に続いて。ラッパのラインがファンキーなブラックフレーバーあふれる曲。ベースラインがブリブリしてて、いいねばりだ。途中のラップというか、語りというかのところはコミカルで米米らしいけど。
「Blue Wave」。ベースのリズム、タムやリムショットを使ったパーカッシヴなとドラムのパターン、ギターのキレのあるカッティング...ワンコードで続くAメロがファンキィ。♪だから/愛/哀/Eye/君のその手も♪、♪そうさ!/愛/藍/不治の病さ♪と言葉遊びの歌詞は米米らしい。
まだ、プロじゃない。でもシロウトでもない。この後彼らは「KOME KOME WAR」の大ヒットで、その奇抜なファッションと徐々に付いてきた演奏力(後期はかなり上手いバンドになってた)、キャッチーな曲と特徴的な詞でスターダムを駆け上るが、その前夜。イイ感じの力の抜け方と、成り切らないアマチュアリズムが混沌としている作品。
「KOME KOME WAR」以前の彼らを知りたければぜひ。
...あとどうでもよいけどiTunesのボイスオーバー、どうして彼らのことを「ベイマイクラブ」というんだろぉ?激しく萎えるんですがっ!!w
【収録曲】
1. Shake Hip!
2. Parodies
3. グラデーション・グラス
4. ヴィーナス
5. 加油 (GAYU)
6. Blue Wave
7. Party Joke
iTunesプレビューページ
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購入金額
2,800円
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購入日
1987年頃
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購入場所
北のラブリエさん
2013/03/15
「CDはグッズだからとにかくライブに来てくれ」と言っていた頃の彼らを思い出します。
これを聞いてライブで微熱少年やOH米GOD、ホテルくちびるをきいたらどう思うのでしょうかw
cybercatさん
2013/03/15
>これは聴きやすくていいですね。
そうですね。でも自分的にはアクかなくて今一歩、ナンデスが。
>これを聞いてライブで微熱少年やOH米GOD、ホテルくちびるをきいたらどう思うのでしょうかw
ダ・マ・サ・レ・タ!ww
北のラブリエさん
2013/03/15
北のラブリエさん
2013/03/15
スレ違いだけどcybercatさんはこれ好きそうな感じ。
cybercatさん
2013/03/15
やっぱり?ww
ジャンクフジヤマ、きちんと聴いたことありませんでした。
今度聴いてみます!