レビューメディア「ジグソー」

(グラフィック)カードとトランプって、かけてる? ~小さくても静かで優秀な1枚~

 【はじめに】

 自作を始めて今まで、intelCPU×GeForceの組み合わせしか選んだことがなく。。

Radeonといえば、昔Power Mac G4時代にお世話になったくらい。

これは完全に私の偏見でしかないのですが、AMDのメーカーのグラボがintelのCPUに合わないような気がして、、何となくですけど。(ソフトバンクホークスの野球の試合観戦に、広島カープの帽子をかぶって行くような感覚、、少し違うか・笑)

そんな私がRadeonデビューします。



【購入のきっかけ】

昨年末、ネットで限定大売出しモノを購入。

円安前だったせいか、新品で1万円ほどの破格でした。

(決して安いものに目がない!のではなくて、安くなったものに目がない、、のである。)

サブ機にでも使おうか、それとも実家のPCをパワーアップ?なんて押入れで眠らせておいたのですが。。

 

 

【私にグラボは、宝の持ち腐れ?】

ゲームもしない私が、グラフィックにこだわる必要性はあまりないのですが。。

それでも、サブ機のCPU内臓グラフィックは少しモタつくような気がします。

DVDや動画を鑑賞するとき、ブラウザのスクロール時、何かにつけてモッサリしてる気がします。

あと同じモニタの入力を切り替えて使っているのですが、CPU内臓グラフィックは発色が悪いように思えます。

なので、メイン機では少しはグラボの恩恵を受けていると思っているのですが。

 

で、最近ふと気がついたのですが、

押入れに眠っているHD7850って、スペック的に現在メイン機のGeForce GTX 560 Tiよりも高いじゃないの!

じゃ、交換してみようじゃないか!

 

 

【Club 3Dってメーカー、聞いたことない!】

調べてみると、Club 3Dという会社はオランダのグラフィックカードメーカーらしく、

欧州で10%ほどシェアを持っているブランドみたいです。

ちなみに、club=トランプのクラブ(三つ葉)は、クラブ(集まり)をかけているのでしょうか。

それ以前に、トランプ⇒カード⇒グラフィックカードって、、ジョ、ジョークですか??

私の購入したカードは、royalKingと名前がつけられていました。

(ちなみに、このカードの上位機種はroyalQueenでした。そういうセンス、好きですよ。)

 

 

 【パッケージ】

 

前置きが長くなりましたが、パッケージ開封前です。シュリンクされたパッケージ。

KはキングのK。クラブのキング、、独特の世界観というか。。

 

シュリンクを破り取り出した内箱には、さりげなくロゴが。こういうこだわりは好きです。

 

内容物。英語とドイツ語のマニュアル、日本語はありませんでした。

ドライバディスクと、CROSS FIREケーブルくらいのシンプルな構成。

あと、購入時にゲームのクーポンコードが2つありました。

 

 

【外観チェック】

高級感ある表面に赤×黒を基調としたデザイン。決して安っぽくありません。

グラボで不思議に思うのですが、この面ってケースに収めると見えなくなりますよね。

装着時に窓ありケースから見えるのは、基盤裏なのは腑に落ちない私。

(魅せるグラボってないの?)

 

と、、テンション高めで開封したら側面に大きなキズが!!(しかも、ここは窓ありで見えるところでしょ~) 購入して4ヶ月くらい経ってるし、、こういう傷は保障対象にならないのかな。。

見える場所だけに、ショック大(涙)

 

CROSS FIREを繋ぐ部分。我が家では出番はなさそうですが。。

何気にクローバーのロゴが良いです。

 

補助電源は6pin。HD7シリーズは省電力を謳ってるだけありますね。

 

GeForce GTX 560 Ti ・・・170W

HD7850・・・130W

 

ヒートパイプと、空冷フィン。

 

 

【GeForce GTX 560 Ti と比較】

 

非常に気に入っていたカードだったのですが。

後ろ髪を引かれる思いで、グラボの入れ替え作業に入ります。

 

 ・・・とその前に、カタログ上での2つのグラボの違いを比較。

 

スペックだけみると、やはりHD7850の方が上。メモリに関しては2倍なんですよね。

あと、HD7850は省電力なのでしょう、補助電源が半分です。


取りGeForce GTX 560 Tiと、HD7850。

GeForce GTX 560 Ti はファンが2個に対して、HD7850は1つ。

デザインは、GeForce GTX 560 Tiの方が好きかも。(この面、装着したら見えないんだって!)

 

GeForce GTX 560 Ti は、DVIポートが2つあったのに対して、HD7850は1つ。

その代わり、HD7850にはDisplayPortが搭載。(まだまだ使う機会はないけど、新しい規格って嬉しい☆)

あと、GeForce GTX 560 Ti はminiHDMIで変換コネクタをかましてたので、

HD7850のHDMIポートは嬉しいところ。

 

基盤裏。私のケースCC800DWでは、こちらが窓から見える面です。

赤より黒の方が良かったかなぁ。。

あと、明らかにHD7850の方が基盤が短いんです。

 

基盤の長さの差。

短くてファンも1つで省電力で、それでスペックが上なの?と少し不思議です。

 

 

【装着してみよう】

装着したところ。補助電源が余ってます。

 

ロゴや型番のプリントはシックなのに対して、ヒートパイプの無骨さが良いです。

しかし、傷が目立つのが悔しいところ。

 

この角度からだと、表のデザインも見えるんだけどなぁ。

ファンは1つだから五月蝿いかと不安でしたが、、静かです。(耳をすましても分からないほど)

 

 

 【ベンチ数値はどうなの?】

まずは、Windowsエクスペリエンスインデックスを更新。


 

GeForce GTX 560 Tiのときと落ちてたらイヤだなぁ~と思ったのですが、変わらず7.9。

変化、分からないじゃん(笑)

 

 

ということで、3DMARK11(無料版)を使い、この設定で計測して比べてみました。

 

ちなみに、こちらが現在使用しているGeForce GTX 560 Ti のスコア。

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 


計測してみると、、

おぉ~っ!オーメンを越える6のゾロ目!(そこ、驚くトコじゃない?)

GeForce GTX 560 Tiの1.3倍のスコアです。

 

 

【まとめ】

実際にGeForce GTX 560 Tiと入れ替え、2日使用しての感想ですが。

初めてのRadeonの画面設定に戸惑いましたが、無事に完了。

動画視聴などで感じる発色(特に白黒の)がきめ細やかになったような気がします。

あと、あらゆる場面で明らかに画面反応が速くなったと感じました。

これも、メモリ2GBの恩恵?でしょうか。

 

ただ、GeForce GTX 560 Ti との差は劇的なものではなく、、1週間もすれば慣れる程度ではないでしょうか。。

やはりゲームをしないPCには無用の長物!とまでは言いませんが、さほど変化はないのかもしれません。

逆をいえば、今まで手を出さなかったintelCPU×radeonカードの組み合わせは、全然大丈夫ってことです。(当たり前だ!)

あとは、省電力(年間単位レベルで)に期待するしかない?

・・・けど、デザインはGeForce GTX 560 Tiの方が好きなんだよなぁ。。(ボソッ)

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2013年03月11日

  • 購入場所

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