IvyBridge世代のPentiumの中で、いま一番入手困難なCPUと言えばこいつでしょう。
性能的にはシリーズ最低ながら、そのTDPはシリーズ最低となる35W。
省電力かつ低発熱、しかし性能はTDP65W級となるSandyCeleronに劣らぬという、ローエンドCPUとしては中々に面白い位置付けの製品です。
だいたい6200円強という価格も手が出し易く、常時稼働のファイルサーバや、静かな小型PCの作成において一番のお勧め商品・・・・なのですが、最初に書いた通り、最大の問題は入手性。
生産数の問題があるのか、リテールパッケージ販売されていないため、バルクでしか出回っていない上に、手が出しやすい価格帯のお陰で、結構な人気商品となっているらしく、愛知県内では店頭でお目にかかったことが一度もありません。
今回、たまたまPCワンズの通販にて一個掴む事ができましたが、やっぱリテール化するほどの数は作れないって事なのでしょうかね・・・・・?
さて、今回このCPUを納める先は、こいつでございます。
はい、以前のトップガンレビューで作成したPS2/PCです。
先日の日記である程度の概要は記載しましたが、トップガンレビューで使用したi5-3570Kの動作温度から「CPU交換無しに静音化は不可能」という結論に達したため、低TDPの本製品へ入れ替える事に。
大幅なスペックダウンとなるのは確かですが、PCとしての実用性を考えると・・・・(汗)
ただ、スペックダウンといっても普段使いのPCとしては十分過ぎる性能を確保出来ます。
ローエンドといっても、最新のIvyBridgeコア。重いゲームでもやらん限り、十分速いです。
今回、OSはWindows8を採用したため、Experience Indexの数値は参考値となりますが、2D表示以外のスコアは軒並み6以上と、中々に優秀な数値を叩き出しています。
CPUスコアとしては、SandyBridgeのCeleronG555とほぼ同等レベル。
参考としてCrystalMark2004R3も取得してみましたが、やはりG555とほぼ同じ数字です。
面白い事に、グラフィック周りまで似たような傾向。
事実上、TDPが低いこと以外はG555とほぼ完全に同等のCPUと言えます。
最後に、OCCT実行中のCPU温度やファンの速度です。
3200rpmで65℃を超えていたi5-3570Kと比べて、1000rpmで42℃というG2020Tの低発熱っぷりは素晴らしいです。(使用クーラーは3570K用のリテール品)
性能と引き替えではありますが、これでようやくリビングに置いても十分静かなPCとして使う事ができるようになりました。
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購入金額
6,230円
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購入日
2013年02月25日
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購入場所
ふっけんさん
2013/02/25
これ欲しいのですが、発売日に瞬殺(或いは入荷してなかっただけかも)して65W版買ったので追加でIYH!するか悩むところです(^^;
Vossさん
2013/02/25
つーか、ふっけんさんとこ近日中に下位CPU全コンプになっちゃいそうですね(笑)
2.5Gで2.7GCeleronと同等ということで、以外にL2効いてます。
HD2000くらい積んでたら最高なんだけど、それだとi3の意味ないか・・・・。