文房具。
万年筆はあこがれの筆記具です。大昔、父の文房具用の小箱は宝箱のようで、小さいルーペやら金属製の鉛筆削り、小刀、砂消し、いろいろな文房具が入っていました。
その中で、見つけたのが万年筆で、父もそう使ってなかったので、そのまま私が貰いました。そう高価な物ではなくカートリッジ式の普及品でした。まだブランドやメーカーのことがわかっておらず、
でも当時は万年筆など大人のもちものとしてあこがれだったので、嬉しかったです。
嬉しくて使ってはみたのですが、どうも万年筆には慣れとか使い込みみたいな物が必要みたいで、なかなかなじまず、使ったり使わなかったりしていましたが、結局満足できず、使わなくなってしまいました。新しいのをいちから使えば良かったのかもしれませんが・・・
使っているときにインクの補充として買ったのがこのカートリッジで、結局使わなかった分はそのまま机の引き出しにお蔵入りになっていました。最近「万年毛筆」という筆記具を入手し、文字の練習をするようになりました。練習のせいでインクの消耗は激しくすぐに空になってしまいました。
万年毛筆の替えインクもカートリッジ式で商品に予備でいくつか付いていましたが「それではすぐになくなるなぁ・・・」と考えながら万年毛筆のカートリッジを見ていると、ふとコイツが頭に浮かびました。「そういえば形が似ている・・・」ということで、引っ張り出してきました。
見比べてみると、細かい部分で形は違いますが、全体的な形大きさはそう違いなく、要になる穴の大きさなどは同じような感じ、インクの口も金属の玉でふさがれていて同じような仕組みのよう・・・ということで試しに装填して使ってみると・・・旨くインクが出てくれました。
まぁ、そのまま突っ込んでも蓋になっている玉がなかなか外れず、無理に押し込んで本体が壊れると嫌だったので、玉を先に棒状のもので押して、玉を入れ込んでから差し込みましたが。
ということで、万年毛筆の練習用にコイツを使っています。コイツが使えたことで万年筆用の他のインクも使えるかな?と興味が出て来たので、ちょっと探して使ってみたいと思っています。
まぁ、もともと正規の使い方ではないので、自己責任ということになりますが、だめでも万年毛筆は穂先が補充品として提供されていますので、本家万年筆より手軽に試せます。
コイツに装填して使います。
(この文章はNICOLA配列で書いています)
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購入金額
400円
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購入日
不明
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購入場所
どこかの文房具屋
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