ポートの向きを気にせず、どちらからも差し込めるリバーシブルコネクタ採用のどっちもハブシリーズ。今度はノートPC向け3ポートタイプです。

画期的な製品だと思うのですが、取り沙汰されたのは最初だけで最近は話題にもなりません。メディアで取り上げてくれないので、新製品が出ていることにも気が付きませんね。この製品も店頭で見かけるまで発売されていることを知りませんでした。

　どっちもハブも、いつのまにか消えさっているようなイメージがあります。 どんどんシリーズ展開して、いろいろな製品を出してほしいものですが、なかなか思うようにはいかないようですね。

　それはともかく。

　数少ないシリーズのひとつ3ポートタイプのBSH3UD03BKです。

 「コネクターの向きを来にせず挿せる！」

　濡れるほどステキなキャッチですね。 

　しかし、箱でかすぎ。

　同梱品もないのに……。 

 ノートPC向け（だと思う）ということで、サイズはコンパクト。上に2ポート横に1ポートの計3ポートになります。

　ちなみにこの形状は、よくよく考えると使いやすいとはいえないな。と。

　ノートPCによっては、USBポートが横とはいえパームレストの手前側に付いているものもあります。そこにハブをかまして上向きにUSBメモリなどを挿したら凄く邪魔だと思うんですよね。せめてコネクタを回転させて向きを変えられれば……。なんて思います。

　とはいえ、どっちもハブと比べれば少し改良されてるかな？　と思えるのがコネクタの硬さ。どっちもハブは結構コネクタが硬くて抜き差しが辛かったのですが、こちらは簡単に抜き差しができます。他のＵＳＢハブと同じような感覚で使えるのはプラスポイントかと。

　回転させられないUSBコネクタは通常タイプ。なぜかどっちもハブシリーズはこの形が多いです。耐久性の問題か？　コストの問題か？　どちらかは分かりませんが、こちら側だけはリバーシブルコネクタの恩恵を受けられません。毎度思うことですが、ちょっと残念です。

　さて、ノートPC向けだろうと思いつつも、このUSBハブはデスクトップで使うために買って来ました。（もっとも同シリーズだというだけで買うので、使い方は買うと決めてから考えたわけですが……）

　用途は、マウス、キーボード、テンキーパッドをまとめて接続しておくためのコネクタとしてです。まとめておくことで、ＰＣを変えるときでも一回の差し替えでマウスとキーボードとテンキーの接続を済ませようというものです。

 　いままではどっちもハブを使って、このように接続していました。でもこれだと結構でかいというか場所をとるというか、まぁ見た目も悪いってところですかね。4ポート必要としませんし……。

　というわけでBSH3UD03BKに差し替えます。

　最悪ですね＾＾

　買うときに予想できたことですが、実にまとまりが悪い。買うとき横にあったエレコムの上側3ポートのＵＳＢハブならこんなことにはならなかったのに……。それでもどっちもハブシリーズが欲しかったのです。仕方がありません。これは他の場所で使うことにして、この用途には別のハブを使うとしましょう。

 というわけでいつまでたってもUSB3.0に対応しないどっちもハブシリーズでした。後このシリーズ、どの製品も微妙に使いづらいポイントが残っているような気もするのですが、気のせいでしょうかね……。