カメラには、興味があったものの、欲しい機種の当てが有る訳でも無く。
また、古いガラケーを使っていますが、その写メで十分な程度の記録欲だったので、無理に買おうと思っていなかった訳です。
ただ、潜在的な欲望としては、もちろん、結構強く(某ラジオ番組と祖父の所持していたカメラを見ていて一眼レフに憧れてはいました)て、カメラコーナーの前を通ると、立ち止まって、店員が近づかない程度に執心の籠った視線を向けていました。
そんな折に、衝撃的な姿のデジカメが見つけてしまいました!
それが、このカメラです。
ヒーローの変身ガジェットか? と思う位の尖ったデザイン。
大好物です。
とはいえ、デジカメ入門機として、これを選ぶのはどうなのかな~。とか、当時のラインナップの中でも性能的には、少し、同時期発売の他の機種の背中を追いかけるレベルなのだよな~。とか、考えて迷っていました。
しかし、運命の2012年末。
Amazonで2万円をかなり下回る、18600円でのセールを見て、私は悟りました。
(=ω=)これは、購入せよという御仏の御掲示に違いない。
という訳で、私の元にお迎えする事になりました!!!!
ポチった後の、ワクワクは、もう、何にも代えがたいですね。
到着した時のテンションの上がり方は、まあ、ご想像にお任せします。
プロテクタージャケットと同時購入の段階で、推して知るべし。という感じでしょうか。
さて、このカメラ。
防水防塵、耐衝撃、という事で、堅牢な事が売りですね。
外装は、傷が目立ちにくい樹脂製で、高級感は、無いというのが正直な所。
ただ、不必要なまでの装飾感、デザイン!!
好きな人には、堪らないです。
カラーバリエーションは、ペンタックスとしては少な目の5種類。
グリーンがあれば、間違いなく飛びついたのですが、それは無く。
次点では、赤が好みでしたが、GPS付はオレンジと、このホワイトのみ。
という事で。
ホワイトを選んだのは、プロテクタージャケット着用時のオレンジが、私個人の感覚では、心に響かなかった(ジャケットの商品見本写真で見てがっかりした)からです。
手に取って見ると、樹脂製のボディで、軽そうにも見えますが、ぎゅっと詰まったような重量感があります。
光沢の無い加工で、思っていたよりも玩具っぽさが無く、良い感じだなあ、と贔屓目の感想。
電源ボタンと、シャッターボタンは大きいですね。手袋越しにも押せます(試したのは、自転車用のグローブですが)。
メニューボタン系は、小さく纏まっていて、手袋越しでは無理です。が、まあ、HPなんかでアピールしているようなスノボ中の撮影とかは、事前にセッティングしておいて、シャッターだけでしょうから、じっくり落ち着いて撮る時には十分な大きさ、かな。
夜に星空なんかを撮影しようとすると、ちょっと、ボタンが近過ぎて、設定しながら撮るのは苦労しました。私が不器用なだけかもしれませんが。
防水デジカメとしては、当時珍しかった中央配置のレンズ。
防水耐衝撃の代名詞的なカシオさんが出したエクシリムもレンズは端っこに寄っていて、カメラらしくないのが、ちょっと、購買意欲を削いでました。(このカメラを買った後は、カメラカメラしていない所が素敵☆、とか思う自分がいて笑えます)
三脚穴は、バッテリーなどの防水機能を保ったカバーを優先してか、シャッターボタンの真下の位置、すなわち、本体の端。
三脚で使用するには、そのレイアウトが微妙に構える軸がずれたり、アウトドア押しなのに自転車用アダプタ付けると端過ぎて揺れすぎるのが目に見えていたり、と、何とかならないのかな、と思っていました。
後継機の発売後、レンズの位置に雲台の中心が来るアダプターが発売されましたね。もう少し早く出しておいて欲しかったかな。
光学ズームは5倍。レンズは本体内のみで展開しているので、飛び出したりせず、レンズを引っ掛けてしまう事がないのは良いですね。
デジタルズームとの併用で36倍まで、とは言いますが、光学倍率を超えると、明らかに、PCなどで画像を拡大していく、あの感じになりますので、限界まで引っ張るのは実用的ではないかも。
撮影の時に常用しているのは、プログラムモードです。
AUTOだと、どうも、私の好みでは無い感じの写真になるので、(自分の腕は棚に上げて)思ったように撮れないので、使っていないです。
家の駐車場で夜景モードを使って、オリオン座を撮ってみた写真です。元のサイズ(4608×3456)から「リサイズ超簡単!Pro」で640×480にしたものを480×480で掲載してますので、分かり難いかもしれませんが、右下は車のフロントガラスで、そこに移り込んだオリオン座も撮れていました。
この時の絞り値は3.5、露出時間は4秒、ISOが1600、中央スポット測光となってます。
予想よりも、星空! という写真になってテンションが上がりました。
顕微鏡モードでは、レンズフードのようなマクロスタンドを付けて上から被せて撮る事により、
硬貨の数字の内側の彫刻部分がこの位にまで拡大出来ます。
GPSは、写真に付加するだけではなく、ログモードもあり、グーグルアース上で軌跡を追う事もできますね。
ただ、オンになるとバッテリー消費は格段に上がります。
オンのままだと、撮影しなくても一日とちょっとでゼロに、オフ状態で、撮影しないならば、少なくとも一か月位掛かる感じです。
同じ価格帯、同じ時期に発売された、撮影のみに注力した機種と比べると、二歩くらい後ろを歩いている感じの性能かもしれません。
が、それでも、ちょっとした趣味に使うには十分な性能だと思います。
ただ、一つ、レンズのF値は、もう少し小さいものであれば良かったかな、と思う事はあります。後継機のWG3が2.0~で、時計機能、電子コンパス、無接点充電(Qi)と、機能的には羨ましい部分がありますけれども。
デザインは圧倒的に、こちらですよね~。WG3もWG4も、心に響かないデザインになっちゃったなあ、と思っていたら、WG二桁シリーズの最新機は、このWG2のデザインに戻っていましたね。ヤッパリカッコイイ。
純粋に撮影性能だけを追求して楽しむなら、少し劣るかもしれませんが、このデザインを所有しているという喜びは、ぶっちぎりですね。
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購入金額
18,600円
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購入日
2012年12月26日
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購入場所
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