接続はUSB2.0で、ケーブルはケース内の基板上に直付けされています。さすがに強度面ではやや不安が残る構造ですが、一応付け根の部分は樹脂を盛って固めてあるため、通常の使い方で問題の出るほどのものでもありません。HDD/SSDはこの基板上に実装されたSATAコネクター・電源コネクターに直接はめ込むことになります。
全体構造も至ってシンプルで、上記のケーブルが直付けされた基板が、シャシー部分にはめ込まれていて、そのシャシー部分に対してはめ込まれる蓋が用意されているだけです。
そのため、HDD/SSDの固定にも、このケース自体の組み立てにも、ネジの1本すら使われておらず、組み立てや中身の入れ替えが非常に楽なのです。単に蓋をスライドさせて外し、中身のHDD/SSDをコネクターから外すだけですぐに中身を取り出せます。
私の場合、普段はこのケースにPC内蔵用として使わなくなったSSDを入れておき、高速なUSBメモリーの代わりとして使っています。JMF60x系のコントローラーを使っていて、PCのOS起動用としては使い物にならないようなSSDであっても、USBメモリーとして見れば並の高速型製品を遙かに凌ぐほど高速ですからね。また、このような形で持ち歩いておくことで、2.5インチドライブからのデータ取り出しが必要となった場合など、すぐに中身を入れ替えて使うことが出来ます。最近ではそうでもないのですが、一時期は仕事でもよくこのケースを活用していました。
たまたまワゴンセールで安かったので1つ買ってすっかり気に入ってしまい、もう少し補充しようと思って数日後に買いにいったところ、既に売り切れていたということで手持ちの在庫は後日別の店で買い足した1つを含めた2つだけです。最初の購入分は3年ほど使った時点で蓋が閉まらなくなってしまったので引退させ、現在現役なのは1つだけとなってしまいました。
ただ、幸いなことに中身は全く同じとしか思えないGW2.5SC-SU2という後継製品が発売されていますので、やはり500円になったときに買い足して、とりあえずまだストックは残している状態です。
HDD/SSD向けのケースは各社から色々なタイプのものが発売されていますが、この製品のような手軽さに徹したものがもう少し増えても良いのではないかという気もします。
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購入金額
500円
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購入日
2009年02月頃
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購入場所
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