レビューメディア「ジグソー」

イロモノだって? とんでもない! A4TECHだよ!?

 A4TECHのゲーミングデバイス、X7シリーズに類するキーボードで、G700はひとつ前の世代となるモデルです。ちなみに、G300とかG600なんていうのもあったようですね。不覚にも知りませんでした……。(ちょっと欲しい……)

 

 これは3~4年前に購入したもので、故T-ZONEでの購入だったと思います。懐かしいですね^^

 キーは安物特有のメンブレン方式ですが、シッカリ打鍵できるので実用で不満を感じることはありませんね。キーを売っていて気持ちいいというほどではありませんが、不満を感じたことはありません。

 

 パッと見安っぽい印象を受けるキーボードですが、事実安いし安っぽいです。手に持って軽く振るとカチャカチャと音がしますし、取り外し不可能なパームレストなんかも安っぽい印象をさらに強くしていますね。とはいえ、安っぽいけど実用十分な性能と耐久性を持っているのがA4TECH製品の魅力ですし、このキーボードもその血統は色濃く受け継いでいます。このチープなパームレストも使っていると実に快適な使い心地です。

 見た目だけじゃないんですよ!

 おかげさまで、同時に購入したFILCOのメカニカルキーボードはほとんど使いませんでした。12,000円もしたのに……。もったいない……。

 

 接続はPS2。

 

 3年ほど前のキーボードということを考えるとPS2というのは、どうにも古臭いですね。しかし、このころはまだUSBキーボードではキーの同時押しに対応してなかったのかもしれません(よく知りませんが)。当時はまだPS2キーボードは必須だったこともあり(BIOSの設定に必要でした)、このへんはあまり深く考えずに購入しましたね。

 

イマイチ気に入ってない取っ手。

 

 なんで取っ手? よくわかりませんが、持ち運びを意識してたんでしょうか? これのおかげで無駄に大きなキーボードになっています。

 

 ちなみに現行のG800Vと並べたら、取っ手が付いててもG800Vの方がでかかった!

 ぇ~。

 無駄に大きなキーボードが、進化してG800Vになってさらに大きくなっていますが、これもいいキーボードだと思いますよ? キーは多すぎな気もしますけどね^^

 

 さて、実はG700も通常のキーボードより、キーが多かったりします。

 Altとスペースの間にHomeがあったりします。

 

 EscとF1の間にはなぜかPageUp。

 しかし、このキーが実に使い勝手が良かったんですよ。以前プレイしていたMMOでは、このPageUpとHomeはかなり多用しました。PageUpにキャラの休憩(座る)を設定していたので、左手で休憩して、緊急時にはEscでキャンセルできます。Homeは視点切り替えですね。対人ゲームの急な状況変化に即対応できたのは最高でした。

 

 こちらはまるで出番がありませんでしたが、スペースとAltの間にはEndキー。

 

 WASDとカーソルキーはラバートップになっています。

 これも最高といっていい気の利いたパーツですね。ラバーの質感でキーの位置がわかり、しかも個別に突起がついているので、キーを見ないで指先だけでキーを判断して操作できます。

 よく1万円を超えるようなゲーミングキーボードでもWASDのキートップが変更されていますが、大抵は色が違うだけです。製品説明に、「ひと目でキーの位置がわかる」なんて書かれてたりしますが、ゲーム中にキーを確認してる暇なんてないでしょう? なんで、3千円台で買えるキーボードができている気遣いを高級キーボードでもできないんですか? かなり納得できない部分ですし、A4TECHが大好きな理由のひとつでもあります。

 

 ボリュームキーはこの位置。ゲーム中に音量の調整をするのにも不便のない位置ですね。

 

 これも多分G700(及びX7シリーズ)の特徴のひとつ。キーの応答速度の変更と、キーの切り替えがボタンひとつで行えます。

 

「S」は応答速度変更ボタンになります。押すとベコッベコッって感じですが、LEDが緑、オレンジ、赤と切り替わって3段階で上がっていきます。意識して使ったことはないので、どれくらい使える機能なのかはわかりませんが……。

「D」はキーの切り替えボタンです。やはり、緑、オレンジ、赤とLEDが点灯し、CtrlとCapsが切り替わったりします。これも使ったことないので……。

 

 とりあえず、WASDのラバートップだけでも使いやすいということで!

 

 3年以上使っているキーボードなので、印字がヤニで汚れてしまっていますが、掠れている文字がひとつもありません。すり減ってるのは、ラバートップのAだけですね。こういうところにも、シッカリしているなぁ。という印象を受けます。

 これなんか、使い始めて3ヶ月ちょいですが、すでに掠れている文字があります。ShiftとCtrlが特に……。

 

  ちなみに、ラバートップが気に入らない、必要ない人用に通常のプラキーも付属しています。今回箱を開けてみるまで忘れてました^^ キーの引き抜き工具も付属してたんですね。知らなくて、というか忘れていて別にAINEX製のを買ってきてしまいましたよ。

 

 さてさてさて、急にこんな古いキーボードを持ち出してきて登録しようと思ったのは、もちろん私が大のA4TECH党員だからというのもありますが、もうひとつ理由があります。

 それがWaterproof!

 LOGICOOLのキーボードには負けていられないよ? という思いがありまして……。

 

 まぁ、私も購入して、帰宅してから箱の裏を見て気がついたところなんですがね。

 一瞬、「Waterproofとか、何をいってるんだコイツは?」なんて気持ちににもなったものです。

 

 耐水機能についてはマニュアルにも記載があります。

 水槽に10分沈めておいても大丈夫!

 

 いやいやいやいや、何をいってるんですかw

 水洗いOKとかそんなレベルじゃないアグレッシブさ。怖すぎて試す気にもなれませんし、試したこともありません。 

 ともかく、もはやK310とは比べ用もないですね^^

 

 なんだかイロモノ感だけが残ってしまうようなG700というキーボードですが、今までで一番長く愛用してたくらい実用性に富んだキーボードです。これを退役させたのは、いい加減USBキーボードに切り替えたくなったという程度の理由だったりします。(あと新型もでたことですしね)

 G700は安いが実用性に耐えられるというA4TECH製品の性格を確実に受け継いでいるキーボードです。A4TECHは、マウスの種類は豊富なのですが、キーボードはx7シリーズしかありません。もっと様々な製品を作って欲しいと思いますね。(全部買うだろうから、買う方としては大変ですけどね^^)

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2013年01月17日

  • 購入場所

12人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • aoidiskさん

    2013/01/18

    よさげですね。
    『血統は色濃く受け継いでいます。』というのも
    愛着が感じられます。
    退役させた理由も これが悪いのではなく、
    他に理由があるのも 愛を強く感じますね。

    急激に気になってきました。
  • カーリーさん

    2013/01/18

    水洗いの時に取っ手が便利なのかもしれないw
  • Kvartさん

    2013/01/18

    >aoidiskさん
    G700は終了品で、後継のG800Vはちょっと癖の強いキーボードです。
    ユーザーに合わせたシリーズ展開をしてくれるのを望みたいですね。

    >カーリーさん
    マニュアルでも取っ手を持って洗ってますねw
    でも他で使うわけでもないので、やっぱり邪魔な部分です。

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ6MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが6MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから