靴クリームのコロンブスから販売されていた商品ですが、現在は仕様も大幅に変わってハンディユキダスという商品名で売られています。裏側にスパイクピンが埋め込まれていて、そのスパイクが雪や氷をキャッチして滑りにくくするというアイテムです。
長く所有していますが、ほとんど下駄箱の中で眠っていて、実際に使ったのはほんの数回です。
前の日に降り積もった雪のせいで、朝は道路に多量の雪が残っていたため、自転車での通勤(駅までの約2km)は危険と判断して、久しぶりに本製品を使用して徒歩で駅まで行ってみました。
本製品はパッと見どちらも同じように見えますが、一応左右が決められています。本製品を靴の下に置いてマジックテープで固定し、バックベルトをかかと側に留めて完成。装着に要する時間は数秒程度です。ゆっくりやっても左右で1分掛かることはまず無いと思います。
装着後の見た目としては、若干違和感があるものの、黒い靴であればさほど目立たないといった感じです。ただ、少し心配なのは靴を痛めてしまいそうなところです。ゴム製なので直接傷を付けるようなことは無いと思いますが、バックベルトで強いテンションが掛かっているので、かなり靴に負担が掛かっているようにも見えます。なので、今日はお釈迦寸前の革靴に装着してみました。
使用感としては、平坦で固い場所を歩くとスパイクがある部分にゴツゴツとした違和感を感じますが、雪の上を歩くと全く気にならなくなります。スパイクの効果は表現しにくいですが、全く滑らない訳ではなく、滑りを適度に抑えてくれるといった感じです。要するに「ズルッ」とまではいかないで「ズ」で止まる感じというのでしょか。
途中、長い登り坂と下り坂があるのですが、特に不具合もなくサクサク通過することができました。
なかなか快適〜。と調子に乗っていたら、凍結した路面の凹凸で足を挫きそうになり、あわててペースを落としました。あまりスパイクの力を過信し過ぎると痛い目に遭うかも知れません。
約2kmの道のりのうち、最後の数百メートルは本製品無しで歩いてみましたが、それまで同じ速度で歩こうとすると「ズルっ」と足を持っていかれそうになる事が多く、少し歩幅を狭くしないと怖いと感じました。この事から都会の雪程度であればスパイクの効き目はそれなりにあると実感しました。
※小股で歩いたら腰が痛くなりましたw
最新のものは、取り付け方法やスパイクの形状が変更されているので、さらに効果が期待できるかも知れません。今度機会があったら試してみたいと思います。
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購入金額
1,500円
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購入日
2004年頃
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購入場所
どこかの靴店
aoidiskさん
2013/01/15
此とは違いますが、自分も似たようなもの使っています。
年に数回しか使いませんし、それも、通勤途中 車で行けなくなったら、使う程度
なので、ほんのちょいの利用ですが、あると、心強いですね。
izappyさん
2013/01/15
コレを装着しているだけで、何となく走破性抜群なジープにでも乗っているような気分で安心できます。
今日はツルツル底の靴で、わざと滑らせてスケーティングを満喫している輩を見つけて、そういう攻略方法もあるのかと感心しました。