古書店で買ったまま、手を出していなかったので、今回初めて読んでみました。傷つきやすい少女たちの時代、と言った感じの作品です。
ライトノベルと言うジャンルよりは、文学寄りかなあ。
同じように、ミッションスクールの寄宿舎を題材とした「クララ白書」「アグネス白書」
とは全く毛色が違います。
系統としては、「月の輝く夜に」もここに連なるかしらん。
失跡してしまった千佳、その失跡の原因の秘密を一人抱える倫子、
千佳の親友であるが故に傷つく瑞穂、孤独に悩み、友情を欲している碧。
少女たちが、少女たちであるが故のそれぞれの抱える痛みを描いたシリアスな作品でした。
千佳はきっと、いつか帰ってくるはず…。
しかし、エロチックな表紙ですね!
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購入金額
150円
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購入日
不明
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購入場所
古書店
cybercatさん
2013/01/09
このタッチ、デヴィッド・ハミルトンじゃありません?
ふじしろ♪さん
2013/01/10
カバー写真/インペリアル・プレス
装丁/三谷明広
とありました~。
デヴィッド・ハミルトンさんが撮った写真かどうかはわかりませんでしたが、
雰囲気はそんな感じですね~。
うむむ、エロチック。
はにゃさん
2013/01/11
もう実家には影も形もなく処分されてた…
ふじしろ♪さん
2013/01/11
ありゃりゃりゃ…
古本でも、結構値が上がってきているのでもったいないですね・・・。