新世紀GPXサイバーフォーミュラのOVAシリーズのBD-BOX。
TV版は既にBD化されてましたが、ようやくOVAシリーズもBDとなって、ファンとしては大変うれしいところです!
―新世紀GPXサイバーフォーミュラ11―
OVAとしての最初の作品で、TVシリーズ直後の第11回大会のストーリー。
レギュレーション変更でオフロードの廃止、シングルルーターの義務化(GSXやTV版スぺリオンは不可)となって、サーキット色というかF1色がより濃厚になりました。
ブーストによるデメリットも強調され、TV版のように困ったらブースト戦法(笑)では勝てなくなり、またシューマッハの参戦で否応なしにプロの厳しさを叩きこまれるハヤト。
ハヤトは真のプロドライバーとなりシューマッハに打ち勝ち、2年目のジンクスを克服できるのか?
5話以外はレースシーンも多いですし、全編に渡って楽しめる作品です♪
―新世紀GPXサイバーフォーミュラZERO―
第12・13回大会のストーリー。
前作11はレース中心でしたが、今作はあすかとの婚約→破綻など、どちらかというと人物間のストーリーが中心です。
とはいえ、ラストの加賀とのバトルなど見応えは十分な作品です♪
ちなみに今作が作画監督・サムシング吉松(本名・吉松 孝博)のサイバー最後の作品。
TVシリーズから通しての作画監督だったので、残念ですね(^_^;)
―新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA―
第14・15回大会のストーリー。
今作から作画監督が吉松 孝博さんから久行 宏和さんへ、音楽が大谷 幸さんから佐橋 俊彦さんへ変更され、脚本に福田監督の奥さんである両澤 千晶さんを迎えるなど、過去作と比べると大幅なイメージチェンジになってます。
久行さんはサイバーのキャラを自分なりに消化できなかったのか、失礼ながらキャラ原案・いのまたむつみさんのトレースみたいな印象でした。
ストーリーはドライバーとしては既にトップレベルにあるハヤトが、次元の違う速さを誇るアオイのニューマシン・アルザードに翻弄されていく中で、相棒のアスラーダと共にドライバーとして走ることの意味を見出すといった感じです。
勝つためには手段を選ばない名雲 京志郎の登場など、今までのサイバーとは一線を画す作品になってます。
ちなみに福田監督はコメンタリーで「毎回そのつもりで作ってるけど、今作でサイバーを終わらせるために念入りに作った」と言ってましたが、ラストの各ドライバーのコメントなど最終回っぽい作りになってます。
実際には次回作も作られるわけですが(笑)
あとコメンタリーで、ハヤト役・金丸 淳一さんが名雲役・池田 秀一さんのことを池秀(いけしゅう)さんと呼んでいて、ビックリしました(笑)
池田さんは大先輩だと思うんだけど、どういうバイナリティしてるんだか(^_^;)
声優だけでなく、英語の先生でも食っていけるからなのか(笑)
―新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN―
第16・17回大会のストーリーにして、正真正銘のサイバーフォーミュラの最終作。
前作SAGAで私は作画監督・久行 宏和さんのことをキャラ原案・いのまたむつみさんのトレースみたいと酷評しましたが、今作では久行さんならではの作風になっていて、かなり良いです♪
ストーリーのテーマはずばり加賀VSハヤト。
SAGAの後半で既に成長し切っているハヤトに加賀が全てを掛けて闘いを挑む、という構図です。
今まではトップスピードで劣勢だったハヤトにGIOエンジンを与え、加賀にはアルザードのオリジナル・凰呀を与えることで、2人だけの闘いを強調する大胆な演出。
なので、他のキャラはかなりフェーズアウトされています(笑)
特に加賀と元チームメイトの新城は強引に外す為か、リタイアしているレースが多かった気がします(^_^;)
今作に登場する凰呀はかなりカッコイイですし、ハヤト&アスラーダとの死闘はかなり見応えがあります!
ちなみにDVD化されるときに追加された映像も、もちろん収録されていますよ♪
今見ても面白い作品ばかりですし、BD画質で見やすくもなってるので、ファンなら買いなアイテムですね♪
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購入金額
36,750円
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購入日
2012年11月21日
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購入場所
楽天ブックス
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