レビューメディア「ジグソー」

50MB/sが高速だった時代

15,000rpmと回転数だけでいえば今でも高速な製品ではありますが、発売から既に10年経過しているという、完全に旧世代の製品です。

私のかつてのメインPCであった、PC-9821Rv20/N20に内蔵されていて、現在でもWindows2000はこのHDDから起動しています。

容量が18GBしかありませんので、Windows2000の起動用にSCA80P仕様のMAM3184MCを、MS-DOS起動用は外付けケースを利用してUltraWide SCSI 68Pコネクタ仕様のMAM3184MPを、それぞれ接続している状態です。

実は購入時点で動作音大きめというジャンク扱いであった個体なのですが、さすがにエンタープライズ向けというべきなのか、購入から10年を経過した今でも特に問題なく動作しています。当時のSCSI HDDは大半をジャンク扱いで買っているのですが、使っていて壊れた製品が殆どないというのも凄いことですね。

この当時15,000rpmのSCSI HDDといえば、発売されているHDDの中でも最速クラスという性能を持っていたのですが、それでもシーケンシャルリード・ライト共に50MB/sを少々超えるという程度でした。丁度SATA HDDでいえば、WesternDigitalの初代Raptor、WD360GDの初期製品に近い速度ということが出来ます。今ならノートPC用の2.5インチSATA HDDでも出せる程度の速度でしかないのですが。

当時は15,000rpmのHDDといえば、そのHDD専用の冷却が必須といわれていたものですが、この世代辺りからはPC内部のエアフローでも何とかなる程度になりつつありました。私の使用環境は筐体スペースに余裕のないPC-9821Rv20/N20ですから、クーラーなども特に用意していませんでしたが、それでも現在まで動き続けていますからね。

私がWindows2000環境をPC-9821系で乗り切れたのは、この世代のSCSI HDDの優れたコストパフォーマンスがあってのことであり、この製品を含めてどの製品にも十分満足させてもらいました。
  • 購入金額

    2,480円

  • 購入日

    2002年頃

  • 購入場所

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