一ヶ月くらい聴いたので,レビュー登録します.
DN-AMP-T1のハイグレード版で,発売時から6999円でした.
ところが,10月末頃から,販売終了のためか,3999円にプライスダウン.
しばらく悩みましたが,カウントダウン商法に負けて,手に入れてしまいました.
3999円の格安中華HPAなのですが,なんと,BURR-BROWN OPA604が使用されています.
OPA604が2個とケースだけで,軽く2000円以上の価値がありそうです.
そうすると,3999円は,部品原価ではないかと思えるレベル.
なので,これは買うしかないでしょう! と,自分を納得させて購入.
入力と出力が,ステレオミニプラグしかないところが少し残念ですが,Donya謹製はなぜか微妙に惜しい仕様ばかりです.
-仕様抜粋-
最大出力レベル 300mW (32 ohm)
周波数特性 5Hz ~ 200kHz (-3dB)
全高周波歪率 0.01%以下
電源 DC12V 500mA
適応ヘッドホン 8 ~ 300Ω
入力端子 φ3.5ステレオミニジャック
出力端子 φ3.5ステレオミニジャック
付属品 ACアダプター、ステレオミニプラグケーブル
単3電池と比較した,大きさはこんな感じです.
厚みはありますが,結構小さいです.
今は,コレに接続して,聞き比べています.
品質は,値段相応の中華品質です.
ケースを振ると,音がします.中で,基板が動いているようです.
ケース自体は,アルミ製で,肉厚もあり,しっかりしています.
一番質感がないのが,ボリュームです.
つまみはプラスチックで,軽く,リニアリティも悪いです.
ただ,音質は,そこそこいいです.無音で音量を上げるとノイズが気になるのは残念な所ですが,音が出てしまえば大丈夫です.
6999円相当の音質かは疑問ですが,3999円のHPAとしては,買いだと思います.
低域から高域までしっかり出ていますし,解像度も高く,オーディオレベルの音がします.
さすが,OPA604×2個だと思わせます.
※OPA604をLT1028に交換してみましたが,どうも発振している感じです.残念ながら使えませんでした.
もちろん,付録のLXU-OT2よりは,全然いいです.
OPAMPだけでも,10倍以上の値段差がありますし,比べること自体が間違っていますが.
そうすると,LXU-OT2にもOPA2604に交換したくなってしまうという,危険なループが待っています.
※残念ながら,DN-AMP-T1Proは,現時点では完売のようです.
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購入金額
3,999円
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購入日
2012年11月21日
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購入場所
上海問屋
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