レビューメディア「ジグソー」

ステルスミッションが熱い

2013.2.3 追記
Artworksを追加
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FPSのメジャータイトルといえば、Treyarchの "Call of Duty" とDICEの "Battlefield" だろう。

この二大タイトルと比較すれば存在感は薄いものの、個人的に好きなタイトルがElectronic Artの "Medal of Honor" だ。

その新作 "Medal of Honor Warfighter" が北米で2012年10月23日に発売された。
前作から既に2年が経過しており、待ちに待った新作発売に期待は大きかった。

しかし、海外レビューは軒並み低評価。
期待に反した評価にすっかりテンションは下がってしまい、"Medal of Honor Warfighter"の購入を見送ることにした。

その代わりとして購入したのが、"Ghost Recon Future Soldier" だ。

聞いたことがないタイトルではあったのだが、海外レビューの評価がかなり高かったので、思い切って購入してみた。



シングルプレーのキャンペーンモードとオンライン対戦のマルチプレーモードがあるが、今回はキャンペーンモードに関してレビューする。


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■ ストーリー
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2030年。ニカラグア。
アメリカ特殊部隊「ゴースト」は、密輸武器を積んでアメリカへと向かう1台のトラックを襲撃した。
敵を一掃し、作戦は成功したかに思えたその時、トラックが爆発。
ゴースト部隊は全滅してしまった……。
新たに結成されたゴースト部隊は、この事件に「レイブンズブロック」というロシアのテロ組織が関わっていることを知る。
レイブンズブロックはロシア大統領を誘拐、監禁し、ロシア乗っ取りを企てるほどの大きな勢力となっていた。
はたしてゴースト部隊はロシア大統領を無事に救出し、レイブンズブロックを壊滅できるのか。


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■ 世界観
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時代設定が2030年にされていることから、近未来を感じさせるハイテク装備が多数登場する。
非現実的な装備というよりは、近未来には実在していそうな装備が多いので、ストーリー設定に現実味を与えているといえるだろう。

□現実空間にデジタル情報を表示させる「AR(拡張現実)」
スマートフォンのアプリでも使用されている技術だ。
ゴーグルに情報が映し出されている
ゴーグルに情報が映し出されている

空間にデジタル情報が表示される
空間にデジタル情報が表示される

ターゲットの情報もこんな感じに…
ターゲットの情報もこんな感じに…



□敵兵の存在や装備などの情報を与えてくれる「センサー」
遮蔽物の向こう側までスキャンできてしまう。
建物内部も丸見え。突入もたやすいことだ
建物内部も丸見え。突入もたやすいことだ



□周囲の景色を映し込むことで姿を半透明化させる「光学迷彩」
完全に姿を消し切れる訳ではないので、敵に近づき過ぎると見つかってしまう。
しかし、潜入ミッションには必須な装備だ。
接近しても見つからない。サッカーを楽しんでいる敵兵士たち
接近しても見つからない。サッカーを楽しんでいる敵兵士たち



□無線操作の無人偵察機「DRONE」
ヘリコプターのようにホバリングできるタイプ。
敵の頭上から情報を収集するのだ。
AR.Droneにそっくりだ。



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■ ゲームの特徴
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主人公1人で集団相手に正面から撃ち合うランボーのようなシューターゲームが多いが、本作では4人のチームで協力してミッションを進めていく。

全部で12のミッションがあり、スニーク系の要素を取り入れた潜入ミッションが多い。
幽霊のように姿を消して、敵に存在を悟られることなく敵の基地内に潜入するのだ。
銃撃戦の爽快感はないが、緊張感のあるミッションを楽しむことができる。

敵を始末する場所や順序を考えながら進めていかなければならない。
なぜならば、死体が見つかってしまうと、潜入していることがばれて銃撃戦になってしまうからだ。
見つかるとゲームオーバーになってしまうミッションもある。

例えば、見張り塔の上と地上に敵がいる場合であれば、見張り塔、地上の順で始末する。
先に地上の敵を始末してしまうと、高所の敵に死体を見つけられてしまい、騒ぎになってしまうからだ。
巡回中の敵であれば、仲間の視界から切れる場所に移動するまで待ってから始末する。

正面から撃ち合っても構わないのだが、AIで動く3人のチームメイトが優秀なので、放っておいても敵を制圧してしまう。
だから意外に面白くなかったりする。
チームメートのGhost Lead、Pepper、30K。凄腕の兵士たちだ
チームメートのGhost Lead、Pepper、30K。凄腕の兵士たちだ



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■ 敵を一掃する"Sync Shot"が熱い
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3人のチームメイトはAIで自動的に動くので操作することはできないが、最大4人の敵を同時狙撃して一掃する"Sync Shot"という連携プレーの指示を出すことができる。

狙撃対象をマークすると、狙撃できる位置まで仲間が自動的に移動する。
仲間がターゲットロックすると、標的番号と仲間の名前が表示される。
第一標的をGhost Leadがロック。
射線まで表示される
射線まで表示される


第二標的はPepperがロック。


第三標的は30Kがロック。


第四標的はプレイヤーがロック。
4人のロックが完了。狙撃準備が整った
4人のロックが完了。狙撃準備が整った


プレイヤーが発射すると同時に3人が一斉狙撃する。
これが決まると特別な爽快感がある。
一斉に倒れる敵たち
一斉に倒れる敵たち


画像では分かりにくいと思うので、Sync Shotbの動画を2本用意した。






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■ Artworks
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  • 購入金額

    2,067円

  • 購入日

    2012年11月18日

  • 購入場所

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