レビューメディア「ジグソー」

Corsairファンの高冷却モデル!

 

Zigsowプレミアムレビュー「風を科学する」CORSAIR AIR SERIES≪SP120 HIGH PERFORMANCE EDITION≫ のレビューです。

 

 

付属品は、3×交換用カラーリング(各1色) 、1×電圧変換コネクタ 、4×取り付け用ネジ、製品カタログといった、一般的な内容ですね。

ペリフェラル4ピン変換コネクタは付属していないようです。

 

冷却重視なファンということで、CPUクーラーファンに利用しておりますREVEN Performance 2000RPM (3pin)と比較してみました。

SP120 HIGH PERFORMANCE EDITION スペック

型番 CO-9050007-WW
サイズ : 120×120×25mm
ファン ブレード数 :  7
回転数 : 2350rpm
風量 : 62.74CFM
静圧 : 3.1mm-H2O
ノイズ : 35dBA
入力電圧 : 12V
定格電流 : 0.25A
電源 : 3ピン
重量 : 約163g

REEVEN Performance 2000RPM (3pin)スペック
サイズ : 120 x 120 x 25mm / 4.72 x 4.72 x 0.58in
入力電圧 : 12v
定格電流 : 0.52A
回転数 : 2000RPM +/- 10%
ノイズ : 36.6dBA
風量 : 106.67CFM / 181.2m3/h
電源 :3ピン

重量 : 157g

比較検証に用いた機器

TC1 SL814 (Sound Level Meter (騒音計))

TC1 GM8908 (デジタル風力計 風速 0.3 ̄30m/s)

騒音計は40~130dBではありますが、生活騒音もありますので、とりあえず使えるとは思います。

 

風力の計測

ファンの排気側にくっ付けた状態で中央からファン周辺の最大値を計測。

REEVEN Performance 2000RPMでは、9.4m/s

 

 SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONでは、8.8m/s

 

ファンから100mm付近の風力

REEVEN Performance 2000RPMでは、5.3m/s

SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONでは、3.6m/s

 

ファンから200mm付近

REEVEN Performance 2000RPMでは、4.2m/s

 

SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONでは、2.5m/s

 

この辺り、やはり風量差が大きく出ていますね。

 

騒音の計測

 

※生活騒音が含まれている為、スペック表の数値とは大きく異なります。

REEVEN Performance 2000RPMでは、69.5dB

 

SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONでは、65.2dB

 

実際、耳で解る程度の騒音差があり、SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONの方が静かに感じます。

とはいえ、結構な騒音を発しますので、オーバークロック環境で常用するとか、騒音をあまり気にしない人向けのように感じます。

 

冷却能力

常用しておりますThermaltake BigWater770のラジエータを挟んでケース排気側に固定して、Core i7 3930Kをオーバークロックした状態でOCCTを30分間回して、一番温度の高いコアの温度を比較してみました。(室温は19℃)

 

 

REEVEN Performance 2000RPMでは、最高温度が73℃

 

SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONでは、74℃

 

風量に差がある割に、温度差はそれ程ありませんでした。

 

この辺り、静圧タイプの利点なのかな?

 

そうそう、ケースに組み込んだ状態を忘れてました。

REEVEN Performance 2000RPMを2枚搭載した状態の騒音は69.4dB

 

SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONを2枚搭載した状態の騒音は63.3dB

 

ケースに入れた状態で動かすと、結構な体感差があり、SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONに変えることで、冷却性能を殆ど落とさずに、騒音が小さくなりました。

 

高回転ファンとしては、静かな部類に入るとは思いますが、フル回転で回すと、それなりに煩いので、常用するにはちょっと微妙ですね。

また、3ピン電源である為、最近のマザーでは、電圧制御でファンの回転数を制御できないので、付属の電圧変換コネクタを利用するか、ファンコンを利用して、騒音を抑えて常用するのが良さそうです。

 

変換コネクタを利用した状態での検証は、また後日掲載しようと思います。

17人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • インディアンヘッドさん

    2012/12/06

    初めまして、chi-zuさん。
    インディアンヘッドと申します。

    SP120 HIGH PERFORMANCE EDITIONはじゃじゃ馬みたいですね。
    それにしても風力計や騒音計をお持ちとは本格的です。
    でも結構お高いんですよね、この様な計測計は。
  • chi-zuさん

    2012/12/06

    >インディアンヘッドさん

    計器類はドスパラで買ったノーブランドの安物で、両方足しても5千円しませんでした。

    以前、スマホのアプリの騒音計で試したのですが、体感的に全く違う騒音でも、計測値が殆ど違わなかったので、とりあえず買ってみました。

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